スキャルピングはハイリスク・ハイリターンなの?
FXは、ハイリスク・ハイリターンと言われることがあります。
それは、利益もあるけれど、リスクも伴うという意味があります。
確かに、考えると利益を得る事もあれば、損失を出してしまう事ってありますよね。
基本的に、利益しか出ないという事はありません。
そんなFXですが、FXの中でも特にスキャルピングはハイリスク・ハイリターンではないと言われています。
そこで今回は、なぜFXスキャルピングはハイリスク・ハイリターンではないのかについて解説します。
FXスキャルピングのメリットとは?スキャルピングのメリットを知ろう!
FXスキャルピングはハイリスクなのか?
FXトレードでは、株式取引と同じようにハイリスク・ハイリターンという言葉が聞かれます。
FXトレードはハイリスク・ハイリターン
これは、例えば銀行に200万円預けたとすると、元本は保証されるので200万円は必ず確保されていますよね。
ですが、FXの場合には200万円使うとそれにプラスになる事もあれば、全てを失う損失を出す可能性もあるために言われます。
つまり、
トレードにはリスクもあれば、その分得るもの=リターンも大きくなりますよ
という意味になります。
ここまで紹介しても分かるように、元本の保証がないだけではなく、気軽に取引ができる事がメリットでもありデメリットで、リスクなのです。
確かに、ニュースなどを見ると、
FXや株取引では億単位の利益を出した
と言われる一方で、
FXなどをした事で全資産を失った
とか、
破産してしまった
などというニュースもあるため、ハイリスク・ハイリターンと思われても仕方がありません。
やり方を間違えなければローリスクでもできるんだね
ただ、実際にFXトレードをしているとわかりますが、FXトレードではやり方を間違えなければハイリスクと言われることはなく、ローリスクでも行う事が可能です。
スキャルピングはハイリスク・ハイリターンでは無い
スキャルピングはハイリスク・ハイリターンでは無いの?
先程は、FXのトレード全般に対して書きましたが、この事はスキャルピングでも同じように言えます。
まあ、スキャルピングは短時間でトレードが完了するために、最大限レバレッジを掛けられるので、他のトレード手法と比べると、
スキャルピングもハイリスク・ハイリターンだと思っていた
と思う人も多いでしょう。
そもそも、レバレッジは自分で調整する事が可能で、レバレッジを掛ければ掛けるだけ勝った時の利益は大きくなります。
つまり、ハイリターンは期待できませんが、レバレッジを大きくしなければ、ハイリスクになる事はありません。
リスクをよく理解すればハイリスク・ハイリターンにならない
低いレバレッジでトレードすれば、勝った時の利益もそれに応じて低くなる、つまりトレードする方の考え方によってどちらにも転ぶ可能性があります。
例えば、これはスキャルピングだけに限りませんが、売買条件を厳格化してほぼ勝てるであろうポイントでトレードすれば、負けるリスクが減少しますので結果ローリスクになるという事です。
ただ、この場合には、売買条件を厳しくしているのでトレードチャンスが減少するよ
FXトレードでは、利益を稼ぐ事は重要ですが、それと同じように損失を減らす=負けトレードを減らす事も重要になるため、ポイントを絞ってトレードする事は非常に重要になるのです。
これとは逆に、ある程度のリスクを覚悟して売買条件を緩く設定すればトレードチャンスは広がりますが、それに応じてハイリスクにもなりうるのです。
ある程度のリスクを覚悟してトレードすれば、勝った際には背負ったリスクと同等分の利益が期待出来る可能性があるため、ハイリスクを取るかローリスクを取るかはトレードする方の判断によるところが大きくなります。
ハイリスクになるかローリスクになるかはその人次第だね
ちなみに、基本的にスキャルピングでは毎回少ない利益を積み重ねていく手法になりますので、ハイリスクよりはローリスクの方が良いと思います。
万が一ハイリスクでトレードした結果、大きな損失を出してしまっては、スキャルピングでは損失分を取り返すまでに時間が掛かる可能性があります
このようなハイリスクを避けるためには、紹介したようなリスクをよく理解している事が大切です。
ハイリスクを避けるためにスキャルピングのリスクをよく理解しよう
まとめ
FXがハイリスク・ハイリターンと言われるのは、リスクを高くしているからこそ、リターンも高くなるからです。
FXの中でもスキャルピングは、少ない額の取引であれば基本的にローリスク・ローリターンです。
ただ、取引金額は自分で決める事ができるので、大きな金額になる事でハイリスク・ハイリターンとなってしまいます。
ハイリスク・ハイリターンになるのは何故なのかを知って、自分の冷静な判断で取引をしましょう。
大切なので何度も言いますが、元本が保証されず、気軽に取引ができるので、リスクはありますが、今回紹介したようにリスクを理解した上でスキャルピングを行うと、ハイリスク・ハイリターンにはなりません。
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