ストップ設定とは？FXではストップを入れる事が勝利の秘訣です！

FXではストップを入れるべきです！

ストップを入れるべきなのか

入れないべきなのか

疑問に感じることはないでしょうか。

また、FXが初めての場合には「ストップって何？」と思う人もいるかもしれません。

ですが、多くのFXをしているプロはストップを入れており、ストップを入れた方が良いと言われています。

今回は、FXではなぜストップを入れた方が良いのかについて紹介します。

FXトレードにおいては万が一の時の備えが必要です

FX取引において、ストップ設定（ストップロス注文）は、命綱のような役割を果たします。

だってそれは、思いもよらぬ大暴落の時でも損失を限定するからです。（ストップは、損失を限定するだけのものではありませんが、ここではそういった意味で使わせていただきます）

過去に、大きな出来事がありましたね

思い起こせば随分前の話になり、当時のインパクトが大きかったため今でも覚えていますが、2007年から為替市場にとっては非常に激動の年になりました。

2007年2月の中国株式市場の暴落を発端にして世界的な株価大暴落により、為替市場も大きな影響をうけクロス円は軒並み暴落しました。

まずは、2007年8月にアメリカのサブプライムローン問題が表面化し、為替市場は2月の暴落を上回るほどの大暴落になりました。

そして、2007年10月後半には、再びサブプライムローン問題を発端として、為替市場は2007年3度目の暴落でした。

その後は、一進一退を繰り返していましたが、2007年年末～2008年初めまでに掛けて為替相場は再び暴落しました。

そして、この変動の激しい為替相場は2008年にも続き3月、10月と2回もの大暴落に見舞われたのです。

さらに、2010年からも続いている欧州危機により、歴史的な円高になり2011年3月の東日本大震災後には大暴落が起こりました。

このように、2007年からの為替市場では、何度となく暴落に見舞われ、その結果、多数の方が為替市場から退場せざるを得ない状況になってしまいました。

それでは、一体なぜ多数の方が為替市場から退場してしまったのでしょうか？

FXトレードのストップとは

多数の方が為替市場から退場した理由の考え方を後にお伝えするとして、先にFXトレードのストップについて触れておきます。

FXトレードにおける「ストップ」というのは、FX取引だけではなく株取引で自分の予想していた相場よりも暴落するのをストップさせる設定の事です。

ストップロスと言われる事が多いです。

FXをする時の画面を見ても分かるように、レートが毎日上がったり下がったりしています。

いつも通りにポジションを保持し続けていたのが、何の前ぐれもなく突然に暴落してしまう可能性があるのです。

暴落してしまうと、自分ではどうする事もできませんし、大きな損失を出す事さえあります。

この時に「ストップ」設定が役立ちます。

ストップ設定をしていると、自分が決めた最低の設定価格まで下がった時に自動的に決済され、そのまま損切されます。

例えば、ドル円を201円持っていたとして、ストップを100円にしておくと、201円から100円になるとストップします。

これならもしも暴落して多少の損はあっても、大損にはならないね

ストップ設定をしておいて損はなさそうね！

FXトレードではストップ設定が重要です

では、先ほどの「多数の方が為替市場から退場した理由」について私は、

ここまで下がったのだから、もう下がらないだろう
ここまできたから、あとは上がるだけなんじゃない？

という自分勝手な思い込みやストップを設定していないFX商材を信じていたため、結果的に損失を拡大させてしまった事が非常に大きかったのではないかと思います。

確かに、ストップロス注文を入れないで含み損を抱えていたら、決済＝損失確定ではありませんので、負けた事にはなりませんが、そんな事をしていたら近い将来必ず破滅する事でしょう。

また、多大な含み損を抱えていれば毎日毎日為替レートが気になってしまい、夜もおちおち寝ていられないなどの精神的な問題も起こってきます。

ですので、ポジションを持った場合には、自分の損失許容量の範囲内で必ずストップロス注文を入れておきましょう。

FX取引においては、為替レートが気になって夜も眠れないなんて本末転倒なのです。

それから、ポジションを保有する場合ですが、ストップ設定に関して経験則で書かせていただくと、ポジションスクウェア（ノーポジション）時にあらかしめどこにストップを設定するか決めておく事これが重要になります。

だってそれは、ポジションを持ってしまうと少なからず自分の思い込みというか願望が入ってしまいがちになりますが、ポジションスクウェアの場合は、冷静に相場を読む事が出来るからです。

という訳で、あなたがトレードを行う場合は、あらかじめ自分の損失許容量の範囲内で必ずストップ設定を行って下さい。

ストップ設定は、あなたの命綱のように大切なものです。

ここでは簡単にしか説明しませんが、FXについて理解できはじめて、ストップに慣れてくると、ストップで決済だけではなく相場の反転を狙うエントリーでも使えるようになります。

こうする事で、上昇や下降するトレンドを逃す事が少なくなります。

まとめ

FXのプロの多数が利用しているストップという設定ですが、このストップを入れる事で、次のような事が言えます。

• ストップを入れる事で大損を出さずに損失を強制的に確定できる
• 自分のコントロールがしやすい
• ストップを設定しているので冷静な判断がしやすい

FXでの取引で、良い方向にいけば良いですが、急に大暴落する可能性があるので、何が起こるのか分かりませんよね。

ただ、実際にストップを設定するのかしないかは、自己判断なのでFXで取引をする時にはよく考えましょう。