皆さんの中には、クレジットカードを作りたくて申請したのに、審査が通らず作れなかった人はいませんか?
私も以前にクレジットカードが作れなかったことがあります。
それまでにも何度かクレジットカードを作ったことがあったので、
ウソ!?
なんで作れないの??
他のカードは作れていたのに・・・
と思った記憶があります。
このように、思いもしないときに、突然クレジットカードが作れないという現実と直面することがあります。
そこで、クレジットカードが作れない理由について説明していきたいと思います。
キャッシング審査では信用情報が重要になります! 信用情報とは何か?
クレジットカード審査に100%はありません!
クレジットカード審査に100%や絶対はありません。
クレジットカードが作れる人もいれば作れない人もいます。
さらに言えば、
このクレジットカードには審査が通った!
あれ、こっちのカードには通らなかったな・・・。
というように、同じ人でも、カードによって作れる時と作れない時があります。
私も実際、このような経験をしたことがあります。
ある百貨店の窓口でカードの申請をしたのですが、
30分ほど待って、言われたのが、
申し訳ありませんが、審査が通りませんでした。
とのことでした。
理由が気になった私は、窓口の人に尋ねたのですが、
なんで審査に落ちたのですか!?
申し訳ありませんが、お答えできません。
というように、理由は教えてもらえませんでした。
これは、率直に理由を伝えるとトラブルになる可能性があるからです。
クレジットカード会社の社員にも「落ちた理由が分かっても伝えてはいけない」という教育を受けています。
そのため、カードが作れない理由は私たち自身で調べる必要があるのです。
例えば、
・自分の属性情報(年齢、性別、職業、年収・・・など)は一般的な審査基準を上回っているのか? ・個人信用情報機関に登録されている信用情報の中身(クレジットやローンの契約内容、支払い状況、残高・・・など)に何か問題となる点は無いのか? |
など、クレジットカードが作れない理由を自分で調べてその理由を解決してから審査に申し込む必要があります。
特に、作れない理由の代表的なものとして個人信用情報機関の信用情報に重大な金融事故が登録されていると、それだけで審査に落ちる可能性が高くなります。
ですので、現在カードが作れないという人は何を差し置いてでも信用情報の開示請求を行い「金融事故が登録されていないのか?」を確認する必要があります。
また、カードが作れない理由はこれだけではありませんので、今回の記事では何故クレジットカードが作れないのか?その理由について解説します。
キャッシング審査では信用情報が重要になります! 信用情報とは何か?
クレジットカードが作れない理由はコレ!
さて、ここからは「なぜクレジットカードが作れないのか」クレジットカードが作れない理由について解説していきます。
もっとも、クレジットカードが作れない最大の理由は先程も触れましたが信用情報に重大な金融事故が登録されている事になります。
ですが、それ以外にも決定的な理由があるため、作れない理由を把握しておくことは今後のカード審査への対策にもつながるため重要です。
では、以下に理由を説明していくので、順番に見ていきましょう。
個人信用情報機関の信用情報に金融事故情報の登録あり
個人信用情報機関の信用情報には、
・顧客の毎月の利用や支払い情報
・重大な延滞や債務整理などの金融事故情報
などが登録されています。
そして、クレジットカード審査ではこの信用情報が審査結果に大きく影響してくるのです。
この信用情報に、長期の延滞や自己破産、任意整理などの債務整理情報が登録されていると、ほぼ間違いなくクレジットカードを作る事が出来ません。
また、クレジットヒストリー(クレヒス)に未入金や一部入金などの情報が登録されていると、クレジットカードが作れない可能性が高くなりますので注意が必要です。
属性情報が審査基準以下
各クレジットカード会社別に微妙にクレジットカードの審査基準は異なっていますが、ある一定の審査基準というものがあります。
この審査基準を上回っていれば、一般的なクレジットカードは作れる可能性が十分あります。
特に、審査では申込者の支払い能力が重要視されています。
なので、支払い能力を図るために重要な属性情報である勤続年数や年収はかなり重要になってきます。
そうか。じゃあ、勤続年数が短かったり、
年収が少ないと審査に通りにくいんだな。
短期間での多重申込
短期間に複数もの申込情報が信用情報に登録されていると、クレジットカード審査では不利になる可能性が高くなりますので注意が必要です。
審査が通らないからと言って、片っ端から申し込むといったことは避けましょう。
他社借入金額が総量規制に引っ掛かっている
総量規制とは、年収の1/3を超える貸付を制限する法律になります。
なので、すでに年収の1/3近辺の貸付を受けている場合には、クレジットカードは作れません。
もし、クレジットカードを作りたい場合はまず、多少なりとも借入金額を返済しましょう。
それから、クレジットカードの審査に申し込む事をお勧めします。
さらに言えば、クレジットカードのキャッシング枠は枠が付いているだけで総量規制の対象となってしまいます。
なので、キャッシング枠を使わないという人は枠自体を外す事も必要になります。
過去に金融事故を起こしたカード会社への申込
個人信用情報機関の信用情報に登録されている各種情報には登録期間が決まっています。
しかし、カード会社独自で管理している自社データベースの情報は各社共通の登録期間というものがありません。
カード会社によっては自社データベース情報の登録期間が半永久的というところもあります。
そのため、過去に金融事故を起こしたカード会社へ申し込んだ場合、即審査に落ちることがあります。
このようなケースでは、該当カード会社のクレジットカードは半永久的に作れなくなってしまう可能性が高いです。
いかがでしたか?
重大な金融事故情報が登録されている事はもちろんですが、短期間での複数申込や過去に金融事故を起こしているカード会社への申し込みなど、普段あまり気にしていないような事がカードが作れない原因となっていることもあります。
よし!ちょっと心当たりもあるし、カードを作る前に
「信用情報開示請求」をしてみよう。
これの開示請求によって、信用情報のどこに問題があるのかが判明します。
後は、その問題を解決できれば審査に通る可能性が出てきます。
また、現在の属性が一定の審査基準を下回っているのであれば少し時間を置いて属性の底上げを図ってからの申し込みをお勧めします。
カードが作れない理由の把握が今後の審査通過のポイントになります
この見出しを見てあなたは、「今さら何を言っているのか?」と思ったかも知れませんね。
ですが、これはかなり重要になります。
というのも、現在カードが作れなくて困っている人の多くが「数打てば当たる」という考えで次から次へとカード審査に申し込む傾向があるんです!
しかし、これは上で説明した通り、「多重申込」に当たるため審査に通るどころか事態はどんどん悪化しているのです。
ただ、初心者の方はそんな事は分かりませんので、事態が悪化しているにも関わらずそのまま申込を続けてしまうのです。
なので、あなたがもし現在カードが作れなくて困っているのであれば、一旦立ち止まって、
まずはその理由を考えてみましょう。
思い当たらないのであれば、信用情報の開示請求もしてみてください。
審査では焦っても良い事はありません。
くれぐれも、自分自身から「さらに信用を下げる」ような行為は避けましょうね。
まとめ
・クレジットカード審査に100%はない。
・あるカードが作れたとしても別のカードは作れないこともある。
・カードを作れない理由をカード会社は教えてくれないので、自分で調べる必要がある。
・必要に応じて、「信用情報開示請求」も行ってみる。
無暗にカード審査を受け続けても、審査に落ちれば状態は悪化するばかり。
焦らず、まずは現状把握からしてみましょう。
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