クレジットカードの審査に落ちた！焦らないで！落ちたらどうなる？

クレジットカード審査に100％はありません

クレジットカードを持ちたいからカード審査の申し込みをするのですが、カード審査では誰でも必ず通る＝100％という事はありません。

人によっては、審査に通るために自分の経済状況などを整理したり、確認したりと対処をすることがあります。

ですが、事前にあれこれと対策や準備をして審査に挑んだとしても、必ず審査に通るとは言えないのがクレジットカード審査なのです。

つまり、審査に通る人もいれば、審査に落ちる人もいます、当然ですけど。

もっとも、「誰でも必ず審査に通る」というのであれば、カード審査自体必要ありませんよね。

インターネット上にも「審査激甘」とか「審査緩い」などの検索キーワードが出たとしても、信用してはいけません。

ですので、審査に申込を行った結果、カードが発行されない＝審査に落ちる可能性もあります。

とは言え、審査に落ちた場合には決して熱くならずに冷静にならないと、その後事態がどんどん悪くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

ここでは、

審査に落ちた場合はどうなるの？

どうしたらよいの？

などを解説します。

キャッシング審査で重要な属性情報とは? 信用情報と属性情報について解説!

審査があるのはなぜ？

クレジットカードを作りたいと申し込みをするのに、

なぜ審査があるの？

と考える人もいるかもしれません。

自分が作りたい時に、自由に作ることができれば嬉しいですよね。

ですが、クレジットカードを持つということは、今は手元にない現金の代わりに使います。

これが欲しい

でも現金は今手元にないからクレジットカードを使おう

その時には自由に使え、何でも手に入りますが、最終的には自分の収入から支払わなくてはいけません。

今月のカードの支払いと生活費も払わなくてはいけないけど現金が足りないどうしよう？

そこで、審査がないと使いたいだけ使って後の支払いができずに、生活までできなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。

それでは、カード会社も損をしますし、自分も支払いができなくなるので困りますよね。

そのようなことがないようにするためにも、経済的に安定しており、クレジットカードを持っていても生活など問題がないだろうと言う人に発行されます。

カードを発行しても問題ないかを見極めるためにも、カード審査があるのです。

審査に落ちたらこうなります

クレジットカード審査に落ちたらどうなるの？

何度もクレジットカード審査を申し込んでいる人の中には、知っている人もいるでしょう。

クレジットカード審査に落ちた場合は、その申込情報が個人信用情報機関の信用情報に登録される事になります。

とは言っても、審査への申込を行った時点でその事実が信用情報に登録されますが、審査に落ちると信用情報には何も登録されないのです。

ちなみに、審査に通るとカード会社が成約情報としてその事実を信用情報に登録する事になります。

つまり、審査に落ちると信用情報には申込情報のみが登録されたままになり成約情報は登録されません。

そのため、

新しいクレジットカードの審査の申し込みをする

そのカード会社が審査をする際に

信用情報を照会します

このように、信用情報を照会された時には、

以前A社での審査に落ちている

というように、以前どこかの金融会社の審査に落ちている事がすぐに分かってしまうのです。

さらに言えば、信用情報に申込情報が複数登録されている場合には、審査では不利になる可能性が高くなりますので、そういった人は信用情報から申込情報が削除されるまでの一定期間は審査への申込を控えた方が良いです。

審査に落ちても冷静になれば好転する可能性もあります

審査に落ちてしまった

だからと言って、

クレジットカードを一生持てないんだわ

などのように、クレジットカードが作れなかったことに対して落ち込んだり、カードを諦めてしまう必要はありません。

個人信用情報機関の信用情報から申込情報が削除されるまでの期間は6ヶ月となっていますので、この期間審査への申込を控えた場合には審査における属性情報が良好になる可能性があります。

例えば、信用情報から申込情報が削除される6ヶ月間を経過すれば居住年数や勤続年数が増える事になりますし、勤続年数が増えれば年収も増える可能性があるからです。

年収が増えれば、審査で重要な毎月安定した収入の条件を満たすことになります。

また、その期間他のクレジットカードを使って毎月きちんと支払いを続けていれば、審査では有利になるクレヒスも積み重なる事になります。

良好なクレヒスが溜まれば審査に際にあなたの信用力がアップしますので、結果として審査では有利になる可能性が高くなります。

さらに、これら居住年数や勤続年数、年収は審査においてのスコアリングでの点数が増える可能性があり、スコアリングの評価が高くなればなるほど審査に通る可能性が高くなるのです。

クレジットカード審査では、カード会社が独自に設定した審査基準を満たす事が出来れば審査に通過＝カードが発行される可能性が高くなるため、このスコアリングの点数が高くなることはかなり重要な要素となってきます。

ですので、審査に落ちた際には、焦って別の審査への申込を行うのではなく、一旦冷静になって現状を見つめ直してから再度申込を行った方が良いです。

信用情報から申込情報が削除されるまでの半年程度だけ待つ事によって、その後の事態が好転するのであれば待つに越した事はないのです。

落ちるとクレームを入れてはいけない！これは逆効果です

まず間違いなく通る

と思って審査への申込を行った結果、審査に落ちてしまうケースもあります。

ですが、そんな時に怒ってしまい感情的になってクレジットカード会社へ

何故落ちた？

というクレームを入れる人がいますが、この行為だけはやめた方が良いです。

というのも、こういったクレームに対応するのはあくまでカード会社のオペレーターであり、余程の事が無ければその上司に代わる事がないからです。

それはお答えできません

それに、オペレーターには審査の詳細など分かりませんので、いくらクレームを入れても無駄になる可能性が高く電話が終わった後の喪失感しか残らないため、クレームを入れた事に後悔する可能性もあります。

さらに言えば、あまりにもしつこいクレームの場合には、カード会社の自社データベースに要注意人物として登録される可能性もゼロではない＝その後の審査では通らない可能性が高くなりますので止めた方が良いです。

キャッシング審査に通らない人?　審査が通らない人の特徴を紹介!

まとめ

• クレジットカード審査に落ちると個人信用情報機関の信用情報に登録される
• カード審査の申し込み情報が削除される期間は6ヶ月
• 審査に落ちてもクレームの連絡はしない

クレジットカードを作るのは必ず審査があり、誰しも、クレジットカード審査に落ちてしまう可能性はないとは言えません。

もしも審査に落ちたからと、その時の感情で焦ったりクレームを言うような対応をせず、冷静に対応しましょう。