今や私たちにとって身近な存在になっているキャッシングですが、キャッシングを利用するためには最初にして最大の難関でもある審査に通る必要があります。
ですので、キャッシング審査に通らない、困っている人は審査対策として事前にいろいろと準備を行ってから審査に申し込み、審査通過を目指すことになります。
キャッシングの返済には注意が必要?
晴れてキャッシング審査に通れば、後は利用限度額の範囲内でお金を借るれるという思いから、ある重要な事をないがしろにしてしまうんですよね。
そう、その重要な事こそが、キャッシングの利用によって発生する返済になるのです。
確かに、審査にさえ通ってしまえば後はお金を借りるだけで、審査に通るために労力を使い果たしてしまう事も分からなくはないのですが、キャッシングでは返済をしていかなければ、次にお金を借りる事が出来ないのです。
という事は、キャッシングを利用する場合には、この返済が重要になってくるのですが、この返済にもいくつかのポイントがあります。
キャッシング返済のポイントはなんだろう。
重要だと思われる点について、これから説明していきますね
毎月のキャッシング利用計画をしっかり作る
キャッシングの利用で中々元金が減っていかないという人の場合、そもそも毎月の利用計画がしっかり出来ていない場合が多々あります。
今月の給料はどれくらいで支払いがどれくらいあるのか?
そして
キャッシングでどのくらいまでの借り入れであれば翌月の返済がOKなのか?
今月の支払した後は元金残高はいくらなのか?
など、しっかりと利用計画を立てていない人が多いのです。
つまり、とりあえずお金が足りないからキャッシングを使って、来月お金が入るだろうという気持ちから返済も大丈夫みたいなどんぶり勘定でキャッシングを利用している人が結構いるのです。
これでは、中々キャッシングの利用額が減らない可能性があるどころか、逆に利用額がどんどん増えてく可能性すらありますので、毎月の利用計画をしっかり立ててからキャッシングを利用するようにして下さい。
ちなみに、毎月の利用計画を立てる方法としては、家計簿がお勧めです。お金は収入よりも支出を管理することが意外と重要なのです。
とにかく1日でも早くキャッシングを返済する
これは単純明快ですよね?
だって、キャッシングの利用すれば元金に対して利息が付いて、利用期間が長ければ長いほど支払う利息も増えてしまうからです。
例えば10万円を金利18%で借りた場合、1年間で支払う利息は9,018円になりますが、これを1ヶ月で返済した場合の利息は1,479円になり、その差は7,539円になります。
7,539円もあれば、外食でそこそこ美味しいものを食べる事が出来ますし、携帯電話料金の1~1.5ヶ月分にも相当しますが、この金額を利息として支払わなければならないのです。
ですので、キャッシングでは1日でも早く返済した方が支払利息も少なく済みますので、余裕が出来たら繰り上げ返済も活用しながら1日でも早い返済を心掛けて下さい。
キャッシング返済の延滞はしない
キャッシングで延滞した場合には遅延損害金が発生する事になり、本来支払う予定の利息にプラスして支払うお金が増えてしまいますので、毎月の返済日には遅れないようにしっかりと支払いを行って下さい。
この遅延損害金なのですが、ほとんどの金融機関では金利20%に設定されている=キャッシングの金利よりも高くなっていますので、非常にもったいないです。
いつの間にか借金が増えているように感じる原因がここにあります。
一定だと思っている利息が、変動する仕組みが実は存在しているのです。
忙しいからとかまたいつか払えばいいかとか来月払えばいいのかと考えていると、そのいつかの時や来月が一番忙しくなっているなんて事は社会人にはとてもよくある事ですね。
キャッシングの返済方法は銀行引き落としで行う方法も
キャッシングの返済方法には、銀行や提携ATMなどに出向いて返済を行う方法と、毎月の支払日に指定した銀行口座からの引き落としなどがありますが、これは銀行からの引き落としの方が良いです。
というのも、銀行や提携ATMなどに出向くことは、自分の好きな時間に行う事が出来るという反面、強制力がありませんので、今日行けなかったから明日でいいやという事が続き、気が付けば支払日に間に合わなかったという事態が発生する恐れがあります。
これに対して、銀行引き落としの場合には、毎月の支払日に銀行口座から強制的に引き落とされますので、入金忘れが無い限りは延滞するという事がありません。
なので、キャッシングの返済方法は銀行からの引き落としの方が良いです。
引き落としの手続きには、銀行窓口での申し込みがあるので、大変億劫ですが、必ず申し込むようにしましょう。
おまとめローンの活用
このおまとめローンとは、その名の通りいくつかのローンを1本にまとめるローンの事になります。
通常、キャッシングの利用件数が多くなればなるほど、毎月の支払日や支払金額など、その管理が難しくなっていきます。
そして、管理が難しくなればなるほど毎月の支払日に返済が遅れる=延滞するリスクが高くなってしまうのです。
キャッシングで延滞してしまうと本来支払うはずのない遅延損害金が発生してしまいますので、延滞だけは絶対に避けたいところです。
そこで、このおまとめローンであれば複数のローンを1本化する事が可能になりますので、結果毎月の支払日や支払金額の管理がしやすくなります。
ですので、
おまとめローンが利用出来る人は、是非おまとめローンを利用してキャッシングやカードローンの1本化をされた方が良いです。
ただ、現在利用しているキャッシングやカードローンの金利よりもおまとめローンの金利が高くなると支払利息が増える=損をしてしまいますので、現在の金利よりも低い金利のおまとめローンが条件になります。
まとめ
- キャッシングの利用計画をしっかりと立てる
- 1日でも早い、早期返済を目指す
- 返済遅延は絶対にしない(信用情報を守るため)
- キャッシングの返済方法は、銀行引き落としがおすすめ
- 多数の返済先がある場合には、おまとめローンを検討すると支払いを1か所にすることも可能
お金の管理というのは、とても面倒です。
子供の頃に小遣い帳をつけていた人が今でも小遣い帳をつけているということはほとんどないでしょう。
人は社会人になってお金を稼げるようになると、お金を大切に使わなくなってしまう事もあるのです。
たくさんあるとなると、つい、あるだけたくさん使ってしまいがちになります。
しかし、キャッシングで借りるお金については、自分で働いて稼いだお金とは全く異なります。
いつか返さなければならない返済義務の一時的に借りたお金です。
キャッシングの返済というのはお金を計画的に使ったり、節約して貯金していくよりもはるかに難しく、面倒なことに間違いありません。
キャッシングで、とりあえず今欲しいものを買ってしまおうという考え方よりも、来月までコツコツ節約をして、その商品を買う方が、後々自由に使えるお金が増えます。
キャッシングの返済に消えるお金は不自由なお金であり、今欲しいものをキャッシングで買えているようで実は、お金を使う自由を前借りしていることになるのです。
お金の使い道を金融機関に支配されないよう、ついついキャッシングの返済でお金に困っている方は、貯金して欲しいものを買うという作戦を試してみてください。
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