キャッシングでヤミ金業者NG! 絶対に関わっちゃダメ!

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通常、私たちがお金を借りる場合、どのような企業からお金を借りるでしょうか。

 

銀行系や消費者金融系、さらには信販系などが提供しているキャッシングやカードローンを利用する事になるかと思います。

 

ただ、これらのキャッシングやカードローンを利用する場合は、必ず利用前の審査を受けて、それを通過する必要がありますよね?

 

そして、属性や信用情報が良好であれば、なんの問題もなく審査を通過し、お金を借りる事が可能となりますが、属性や信用情報に何らかの問題があると審査に通過できない可能性が高くなります。

 

だからといってヤミ金業者のキャッシングに手を出したらアウトです。

 

それでは、何故このヤミ金業者からキャッシングをしてはいけないのか?

 

について今回の記事で説明していきます。

 

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ヤミ金業者って? 審査に通らない場合はどこで借りるの?

審査に通るための事前対策が終わるまで待てず、今すぐにでもお金を借りたいと思っている人がいることも事実です。

 

そのような人たちの中には、俗に言うヤミ金業者のキャッシングに手を出してしまう場合があります。

 

しかし、このヤミ金業者を利用してお金を借りるには注意が必要になるのです。

 

そもそもヤミ金業者ってなに?

このヤミ金業者ですが、その名の通り「闇金=表立って活動する事が出来ない金融業者」のことを言います。

 

それではなぜ、ヤミ金業者は表立って貸金業者としての活動をする事ができないのでしょうか?

 

その答えは、ヤミ金業者は通常の金融機関が登録を義務付けられている貸金業登録番号という、法律によって定められている番号を持っていない違法な貸金業者だからです。

 

そもそも、貸金業を営むためには、国や都道府県から営業するための許可を受けて国や都道府県に登録する義務がありますが、ヤミ金業者はこの登録を行わずに営業しているのです。

 

法律によって決められているルールを守っていない事になりますから、当然、表立って企業活動を行うことなんて出来ないですよね?

 

逆に言えば、ヤミ金業者は法律によって定められている行為に則って営業を行う必要がないとも言えます。

 

そのため、ヤミ金業者は利息制限法(借金の利息や遅延損害金の利率を制限するための法律)で定められている上限金利20%を平気で上回る金利で顧客に貸付を行っているのです。

 

よくテレビドラマなどで、トイチ(10日間で1割の利息、1年間にしたら365%もの利息が付く)という言葉を耳にする事がないでしょうか。

 

ヤミ金業者は実際にそのような行為を平然と行っています。

 

つまり、一度ヤミ金業者のキャッシングを利用してしまうと、いくらお金を返済しても、利息の支払いばかり行われ元金が全く減らない、という事態にもなりかねないのです。

 

ですので、いくらお金に困っている状況に陥ったとしても、決してヤミ金のキャッシングにだけは手を出してはいけません。

 

このことは良く覚えておいて下さい。

 

ヤミ金業者の見分け方

それでは、ここからは違法業者であるヤミ金業者をどうやって見分けるのか、その方法について説明していきます。

 

広告が町中の電柱や掲示板に貼られている

以前は、町中の電柱や掲示板にテレビで見かける某消費者金融系(もちろん大手の消費者金融です)の広告が貼られている光景を目にしました。

 

しかし、現在ではそのような光景はほとんど見かけなくなりましたね。

 

それに取って代わったと言ってはなんですが、町中の電柱や掲示板にヤミ金業者の広告が貼られている光景を目にする機会が増えています。

 

もっとも、ヤミ金業者は表立って広告を行うことはできませんから、電柱や掲示板に広告を貼ることで宣伝しているものと思われます。

 

つまり、現在、町中の電柱や掲示板にキャッシングの広告を貼っている企業を見かけたら、それはほぼ100%ヤミ金業者の広告であると言えますので、決して手を出さないようにしてください。

 

さらに言えば、これは後述しますが、貼られている広告には、先ほど説明した貸金業登録番号が記載されていない場合や、連絡先電話番号が携帯電話番号しか記載されていない場合があります。

 

このような広告を見かけた場合も、その企業がヤミ金業者である可能性が高いと言えますので注意が必要です。

 

貸金業登録番号の記載が無い

先ほども説明したとおり、貸金業者は国や都道府県に申請して貸金業登録番号の交付を受けなければならない義務があります。

 

そのため、この貸金業登録番号を持っていない(または、表示することができない)金融業者は、ヤミ金業者であると言えます。

 

ただ、近年のヤミ金業者は、その姿を隠すための手口も巧妙化してきています。

 

どのような手口かというと、架空の貸金業登録番号や実在している業者の番号、さらには廃業や抹消された業者の登録番号などを記載して、正規の貸金業者になりすましている場合があるのです。

 

しかし、そのように姿を隠している場合でも、その企業がヤミ金業者か見破る方法はあります。

 

どのような方法かというと、金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページというサイトを利用する方法です。

 

この登録貸金業者情報検索入力ページにアクセスし、登録番号を検索すれば記載されている登録番号が本物か嘘かが一発で分かります。

 

ですので、本物なのか怪しい貸金業者を見かけた場合は、まずは金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページで貸金業登録番号を調べてみる事をおすすめします。

 

金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページ

http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php

 

このサイトにアクセスし、下記のいずれかの項目を入力して検索を行うと、正規に登録されている貸金業者であれば、その貸金業者の情報が検索結果として表示されます。

 

登録番号

所在地

商号・名称

代表者名(漢字・カタカナ)

電話番号

 

つまり、これらの情報を入力して検索しても、

検索結果に企業の情報が表示されない貸金業者はヤミ金業者である可能性が高いといえますので、利用には注意が必要です。

 

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連絡先が携帯電話番号のみしか記載されていない

貸金業法で、広告に携帯電話番号を記載する事が禁止されています。

 

つまり、090で始まる携帯電話番号を載せている貸金業者(通称090金融)はもちろんですが、近年出回っている番号である080や070で始まる携帯電話番号も記載してはいけないという事になります。

 

しかし、貸金業登録番号の場合でも説明しましたが、ヤミ金業者の手口も段々と巧妙になってきています。

 

例えば、記載する電話番号を「09-0××××」や「08-0××××」などといったように、-(ハイフン)の位置をずらして記載することで、

あたかも固定電話を表示しているかのように見せかけて広告を作成しているヤミ金業者もありますので、注意が必要です。

 

HPに必要事項が記載されているか?

ヤミ金業者は、前述のとおり基本的に表立った行動は出来ません。

 

そのため、自社のHPを持っていない場合が多いです。

 

ただ、中にはヤミ金業者とは気づかれにくくするために巧妙な自社HPを作成している業者もいます。

 

しかし、貸金業法では、自社HPに次の項目を記載しなくてはならないと定められています。

 

貸金業者の商号、名称または氏名

貸金業登録番号

金利(実質年率で小数点第一位以下まで)

返済の方式ならびに返済期間および返済回数

担保に関する事項

電話番号(固定電話またはフリーダイヤルで)※携帯電話は不可

 

つまり、これらの情報がHP上にきちんと記載されていなければ正規に登録されている貸金業者ではないと言えますので、HPにきちんと記載されているかを必ず確認してから利用するよう心掛けてください。

 

まとめ

  • ヤミ金業者は借りる先がなくても絶対に連絡してはダメ
  • ヤミ金業者の見分け方は、貸金業者登録の登録番号の記載がない

 

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