物事には、多くの事に常識と非常識がありますよね。
それは礼儀作法1つにしても、日常の言動にしても常識的だという事、非常識な事をしているなど言われる事があります。
これと同じように言える事は、FXにも常識と非常識があるのです。
誰かが勝って、誰かが負けている事でFXは成り立っています。
ですが、必ずしも常識が正しく、非常識が間違っているという事は言えません。
FXでは、非常識な事も必要なのです。
FXで、勝つ方に入るのか負ける方に入るのかは、常識か非常識かで決まる事もあります。
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FXでは臨機応変に対応する必要がある
最初の方でも少し触れましたが、「常識があれば非常識もある」これは世の中では当たり前のような事ですが、こういった事はFXトレードの世界にもあります。
もっとも、FXトレードでは常識=最低限の基本的なルールみたいなものです。
例えば、
■為替相場に何が起こっても良いように新規注文と同時にストップ(損切り)注文も入れる
■為替チャートで見てストップ注文が集まっている箇所の下または上に損切り注文を入れる
■トレンドラインを上抜け、または下抜けで抜けた方のポジションを持つ
■テクニカル1つで稼ぐ事は出来ない
などなど、はたから見ればこれらの事はFXトレードにおける教科書通りの方法です。
FXでは、常識を最低限知っておかなくてはいけないね
ただ、常に動いている為替相場なので、いつも同じように、常識通りに相場が動くとは限りませんよね。
常識ばかりが正しいわけではないのね
時として常識通りに行かない事もあるという事です。
トレードでは常識だけではなく非常識な手法も必要
常識だけではなく非常識な手法も必要だという事を最初にお伝えしましょう
非常識な手法も必要ってどういう事?
例えば、先程「FXトレードの常識で為替チャートで見てストップ(損切り)注文が集まっている箇所の下または上に損切り注文を入れる」というのがありました。
ちなみに、このストップ注文は、買いの場合は下方向へ、売りの場合は上方向へ設定されます。
そして、このストップ注文が集まっている箇所とは、
■過去の最安値または最高値
■トレンドライン
■フィボナッチ指数
■一目均衡表の雲の上限や下限
など、重要なポイントが重なっている箇所になります。
ですので、こういった重要なポイントでは、トレーダーから意識されている可能性が高いので、この箇所で為替レートの下落は止まり、反転上昇するのではと考えられるのです。(買いポジションを保有している場合)
もっとも、反転上昇すれば損切り注文に引っ掛からず上昇する訳なので、結果として利益を稼ぐ事ができる可能性があるという事です。
ただ、こういったポイントでは、買い注文と売り注文の攻防が起こる可能性が高いポイントでもあるよ。
というのも、多額の資金を動かしているファンド勢にとっては、売り注文を大量に浴びせてこういったストップ注文を刈る事が出来ればその後、必然的に為替レートが下落しますので、結果としてファンド勢が多額の利益を得る可能性があるからです。
ストップ注文が大量にあるポイントというのは、為替のレートがそこを抜けてしまえば一気に抜けた方向へ動く場合が多々あります。
なので、ファンド勢にとっては、非常においしいポイントになっていますね。
ですので、こういった誰に目にもあきらかなポイントは、ファンド勢が仕掛けてくるポイントでもありますので、あまり固執しない方が良いと思います。
非常識は常識?
常識=最低ルールだけではなく、非常識な事についても知っておきましょう。
FXは自分次第
FXでは、取引する方法にしても時間にしても、何でも自分で決めなくてはいけませんよね。
最終的に、判断するのは自分なのでミスをしても自分のせいですし、利益が出ても自分のお陰という事です。
例えば、ミスをした時に言い訳をする人がいますが、それは自分だと認める事ができていません。
ですが、稼いでいる人は悪い事が教訓にされて、次に生かす事ができます。
規律、本能とは真逆
人は本能のままに行動する人が多いですよね。
「FXでも規律やルールの通りにしなくては!」という人も多いでしょう。
確かに、最低限の規律やルールは守っておいた方がいいのですが、時には本能とは逆を選んだ方が常識という事もあるのです。
現実的
お金持ちは自由に暮らしているというイメージを持っている
という人もいるでしょう。
確かにそういった人もいるかもしれませんが、FXではいつ何が起こるかわからない世界です。
今日は稼げても、次の日からは稼げず、破産するかもしれません。
なので、意外と現実的に行動する方がFXには向いています。
テクニカルは1つでも稼げる
テクニカルと調べると色々なテクニカルがあるけれど、テクニカルはどれを使えばいいの?
FXトレードでは、為替レートの動きを分析するために、さまざまなテクニカルを使いますが、使うテクニカルの数は少なくても問題はありません。
テクニカルは1つでも良いですよ。
これは、インターネット上でFX情報サイトを見ていると、「ストキャスティクスとMACDの組み合わせで稼げます」というように書かれてある事があります。
このような情報がありますが、こんな事はFXトレードを少しやっている方には当たり前の情報ですよね。
そして、当たり前の情報という事は、トレーダーであればそういったテクニカルで使っているポイントを狙い撃ちする事が出来ます。
という事は、ストキャスティクスとMACDの組み合わせでも稼げないという事態も十分起こりうるのです。
というか、テクニカルなんて極端に言えば1つでも稼ぐ事が可能ですし、最低でも2つあれば十分稼ぐ事が出来るのです。
それに、使うテクニカルが多ければ多いほど、各テクニカルのサインを合わせる(調整する)必要があるため、結果としてトレードチャンスは減少します。
逆に言えば、使うテクニカルが少なければ各テクニカルのサインを合わせる手間が少なくなるため、それだけトレードチャンスが広がる事になります。
つまり、テクニカルは組み合わせ次第であり、この組み合わせ次第では無限の可能性を秘めているという事なのです。
そのため、いくらFXトレードの世界で「常識」だと言われている事であっても、少し視点を変えてあげると今までとは違う景色である「非常識」が見えてくると思います。
まとめ
FXでは、常識だけではなく非常識な手法も必要です。
日常生活でも気を付けている事で、FXに活かす事が出来る事もあります。
常識は最低限のルールなので、非常識な事も取り入れてFXの取引を行いましょう。
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