インターネットで買い物をする際にクレジットカードで決済する人は多いと思います。
また、銀行振込や商品を代引きにして、お金を払っている人もいるのではないでしょうか。
でも、毎回カード番号を入力するのって大変だなぁ
毎回お金を払うのは面倒じゃのぅ。
そう思っている人もいますよね。
そこで、最近注目されているのが、登録するだけで、簡単に決済ができるPayPalです。
これからクレジットカードを作ろうか迷っている方は、ぜひこの記事を読んでください。
クレジットカードの種類と特徴は?発行先や支払いはどうするのか?
PayPalの仕組みとは
PayPalとは、インターネットを利用した、電子決済サービスのことです。
1998年から始まっているサービスで、世界で2億5000万人以上の人が利用しており、とてもメジャーで人気のあるサービスなのが分かります。
簡単に言えば、インターネット上で自由に使えるお財布のようなイメージですね。
ネットショッピングをしたり、送金したりできます。
振込の手間がなくなるってめちゃくちゃ便利!
PayPalを利用するためには、PayPal上に口座を作らなくてはいけません。
その口座にクレジットカードの情報を登録することで、カード決済ができてしまいます。
ここでのメリットは、支払い相手にカード情報を教えなくて済むということです。
支払い相手とカード会社の間にPayPalが入ってくれるため、支払い相手が知ることのできる情報は、PayPalのみになります。
クレジットカードの情報を教えなくて済むのは、嬉しいですよね。
PayPalでの支払いの流れ
PayPalってどんな流れでお金を払うの?
PayPalはインターネットでの支払いサービスなので、お金の流れが分からない人が多いと思います。
なので、まずはお金の流れを説明します。
①買い物をする
⇩
②支払い方法でPayPalを選択する
⇩
③お店側から指定したメールアドレスに支払い用PayPalリンクが送られる
⇩
④リンクからPayPalにログインして支払いを完了する
以上が流れです。
簡単に言えば、スマホ一つで商品の購入から、支払いまでをスピーディにできるサービスですね。
スマホで全てが完結できるので、わざわざ銀行に振込に行ったり、代引きでお金を渡す必要もない訳です。
PayPalのアカウントは2種類ある
PayPalを利用するには、アカウントが必要になります。
このアカウントには、「パーソナルアカウント」と「ビジネスアカウント」の2種類あり、使う人の用途によって作るアカウントが違うので、これからPayPalを使おうと思っている人は参考にしてください。
これらの2種類のアカウントの利用料は無料となっています。
パーソナルアカウント
パーソナルアカウントは決済をする機能だけを持っています。
他の機能は持っていないため、インターネットで買い物をするときだけ使いたい人向けです。
ビジネスアカウント
ビジネスアカウントは、その名の通り、ビジネスをしようとしている人向けです。
商品を販売したり、お金を送金したりする人は、ビジネスアカウントが必須になります。
PayPalのメリット・デメリット
PayPalの仕組みや支払いの流れが分かったところで、メリット・デメリットについて紹介していきます。
PayPalのメリットとは
PayPalのメリットは6つあります。
①安全性が高い ②入力の手間が省ける ③トラブル時に保障される「買い手保護制度」がある ④クレジットカードのポイントも貯まる ⑤反映がリアルタイム |
①安全性が高い
PayPalを使って支払いをすることで、お店側にクレジットカードの情報を渡さなくて済みます。
便利で有名なクレジットカードですが、カード払いに対する被害が多いのも事実です。
自分が被害者にならないためには、自分の身は自分で守るしかありません。
知らないところでカードの情報を盗まれても、支払い額が多くないと気づかないケースがあります。
PayPalを利用すれば、お店側が知る情報はメールアドレスだけなので、個人情報の流出やクレジットカードが悪用される心配はありません。
②入力の手間が省ける
新規のお店やサイトで買い物をすると、クレジットカード情報を登録する必要があります。
しかし、PayPalに一度クレジットカードを登録すれば、毎回の入力の手間は省けるのです。
急いでいるときや、カード番号の入力ミスもなくなるのでとても便利です。
③トラブル時に保障される「買い手保護制度」がある
PayPalではトラブル時の保障もしっかりしています。
料金支払い後に商品が届かなかった場合に、PayPalに連絡することで、調査をしてもらうことができます。
そして、売り手に問題があった場合に返金をしてもらえます。
海外ショップでの商品の購入では、こういったトラブルも多いので、PayPalを利用する人からすると嬉しい制度です。
④クレジットカードのポイントも貯まる
PayPalを利用してのカード決済でも、クレジットカードのポイントは貯まります。
⑤反映がリアルタイム
決済後にリアルタイムで反映されるのも、PayPalのメリットです。
銀行を経由するやり方の場合は、反映に時間がかかることがあります。
個人でビジネスをする場合は、時間は貴重ですよね。
タイムリーに支払い、送金ができるなら、それにこしたことはありません。
PayPalのデメリット
メリットがあれば当然デメリットもあります。
ここからは、PayPalを利用するにあたってのデメリットを紹介します。
①為替手数料が高い ②IDとパスワードの管理を徹底する |
為替手数料が高い
PayPalを利用して、海外のショップで購入した場合は、為替手数料が掛かります。
為替手数料とは、日本のお金を外国の通貨に交換するときや、外国のお金を日本の通貨に交換するときに金融機関に支払う手数料のことです。
いくら便利なPayPalでも、為替手数料は掛かってしまいます。
PayPalの為替手数料は国ごとに決められていますが、日本円は4%に設定されています。
しかし、この手数料は抑えることができます。
それは、カード会社の為替手数料を使うことです。
ほとんどのカード会社の場合、PayPalの為替手数料よりも低く設定されています。
為替手数料に関しては、使っているカード会社に確認してください。
設定変更は簡単です。
支払い時に、「通貨換算レートのオプション」を選択して「PayPalの通貨換算レート」を「カード発行会社の通貨換算レート」に変更するだけです。
②IDとパスワードの管理を徹底する
これはPayPalだけに限らずどんなサービスを利用するときでも必要なことです。
とても便利で人気のあるPayPalですが、悪用しようとする人も世の中にはいるのが現実です。
自分が被害に合わないためにも、IDとパスワードの管理は徹底してください。
まとめ
・PayPalを利用するとカード情報を教えなくても決済できる。 ・PayPalは保障もしっかりしている。 ・為替手数料はカード会社に設定するのがおすすめ。 |
PayPalは世界的に人気があり、とても便利なサービスとも言えます。
海外のサイトで買い物をする機会が多い人、輸入ビジネスを始めようと思っている人には、おすすめのサービスだと思います。
しかし、悪用を企んでいる人がいることも忘れずに!
PayPalだけではありませんが、IDとパスワードの管理は徹底しましょう。
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