Amazonと言えば、日本でも楽天市場と並ぶ世界最大級の大手ネット通販サイトです。
何か欲しいものがある時、Amazonで買い物をするという人も多いですよね。
そんなAmazonでは現在、三井住友カードと提携してAmazonクレジットカードが発行されています。
Amazonでは、通常のカード発行とは別に即時審査サービスという
独自のサービスがあります。
通常のカード申し込みと同じく審査の上でのサービスとなります。
Amazonクレジットカードには即時審査とは?
クレジットカードは審査の厳しい順に大きく以下の5種類に分けることが出来ます。
- 銀行系クレジットカード
- 交通系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
- 消費者金融系クレジットカード
Amazonクレジットカードはいわゆる流通系クレジットカードと呼ばれるもので、イオンカードやファミマTカードといった買い物をすることで特典や割引が付くなど、消費者の生活に密着したクレジットカードです。
三井住友カードはその名の通り大手銀行である三井住友銀行のクレジットカードで、銀行系大手のクレジットカード会社が発行しています。
銀行系クレジットカードは信用度が高い分、審査はクレジットカードの中で最も厳しくなっています。
Amazonクレジットカードは流通系クレジットカードですが、その審査は提携している三井住友カードが行っているので、実際には銀行系クレジットカードの分類とされています。
ですから、通常の流通系クレジットカードと比べると当然その審査基準は少し厳しくなっているのです。
もちろん、あくまで同系カードに比べると厳しくなっているというだけで、銀行系クレジットカードと比べると審査基準は甘くなります。
そしてこのAmazonクレジットカードには、本審査の他に即時審査サービスというものが設定されています。
この即時審査では本審査の前に、カード申込者が本審査を受けるにふさわしいか否か、ということを図るために一種の線引きとも思える審査が行われています。
もっとも、本審査には多少なりともコストがかかるので、そのコストを削減するためにこの即時審査サービスを設定している可能性も否定はできませんが・・・。
ところでこの「即時審査サービス」というのは、一体どのようなものなのでしょうか?
今回はこの即自審査サービスがどういったものなのかについて御紹介していきます。
即時審査サービスとは?通常審査との違いとは?
現在発行されているAmazonクレジットカードには、
・Amazon MasterCardクラシック
・Amazon MasterCardゴールド
以上の2種類のクレジットカードがあります。
近年では、Amazon同様ネット通販で大手を誇る楽天市場が「同系列の会社が発行している楽天カードを使うとポイントが付く」というサービスを行っていますので、これに対抗しているのかもしれません。
楽天カードは種類が豊富にあってどれにしたら良いのか迷いやすいですが、Amazonクレジットカードは上記2種類のみとかなりシンプルになっているので、あまり迷うことはありません。
そしてこのAmazonクレジットカードを持つためには、提携先でもある三井住友カードによる審査に通る必要があります。
審査には本審査とは別に即時審査サービスと呼ばれる簡易審査があります。
即時審査では下記の必要事項を入力する必要があります。
・氏名
・生年月日
・電話番号
・住所
・居住年数
・支払い用銀行口座番号
・職業
・年収
・預貯金額
これだけを見ると、通常の審査と同じような内容になっていますよね。
ちなみに、この「即時審査」ですがその名の通り即時に審査を行うもので、その審査時間は何と3分程度なんです!
早いですね、カップ麺を同時に作ることも可能ですね。
しかし、この即時審査に通ったからと言ってもAmazonクレジットカードは発行されません。
何故ならこの即時審査はあくまで仮の審査だからです。
Amazonクレジットカードを持つためには、その後の本審査に通過する必要があります。
ではこの即時審査サービスを利用するとなにがあるのか?と疑問に思いますよね。
即時審査に通るとAmazonテンポラリーカードと呼ばれる仮カードの番号が発行されます。
Amazonテンポラリーカードとは?
このカードはあくまでも仮のカードなので、実際にクレジットカードが発行されるというわけではありません。
・利用可能上限額3万円
・利用可能期間最長3ヶ月
という制約のもと、Amazon内でのみクレジット機能を利用することが出来ます。
また、このテンポラリーカードを使用するとポイントも貯まる仕組みになっています。
ちなみに本審査の審査結果がわかるまでは早くて3日かかります。
この本審査の結果がわかるまでの間、クレジット機能が利用できてポイントも貯まるというのは即時審査の特徴のひとつです。
ですが、何度もお伝えしている通りこの即時審査はあくまで仮の審査です。
この審査に通ったからと言って本審査に通るというわけではありません。
即時審査は通過出来たが本審査には落ちてしまった、という可能性は十分にあるということは理解しておいてください。
即時審査の真の目的とは?
この即時審査とは、クレジットカード申込者の簡単な属性情報の審査を、あくまでコンピューター処理のみによって行っています。
何故このような審査を設けたているのかという事なのですが、コンピューターで審査をする事によって人件費の削減、つまり経費の削減を狙っている可能性が高いです。
申込者の属性や信用情報などのクレジットカード審査は、人の手で行うとそれ相応の時間と経費が掛かりますので、この即時審査である程度申込者の線引きを行う事も仕方がないことだと言えます。
ただ、AmazonクレジットカードはAmazonと三井住友カードとの提携によって発行されている提携カードのため、三井住友カードが発行している銀行系クレジットカードに比べると若干審査基準は緩めになっているようです。
即時審査の受付条件とは?
Amazonカードを持つための第一歩とも言えるこの即時審査ですが、実は審査受付可能時間を含めた受付条件が設定されています。
つまり、いつでも誰でもAmazonテンポラリーカードを作るための即時審査を受け付けている、という訳ではありません。
即時審査サービスは全員が受けるものではなく、サービスを希望した申込者のみが利用できるものなので、本審査に通るか自信がない人や、今すぐクレジット機能を利用したいという人以外は、特に利用しなくても良いと思います。
即時審査の受付条件は下記の通りとなります。
即時審査受付可能条件
・受付時間は9:00~19:00の間のみ
・年齢が満20歳以上であること
・引き落とし口座が指定金融機関であり、オンラインで設定できること
Amazonクレジットカードの即時審査に落ちたら
あくまで仮の審査であるAmazonクレジットカードの即時審査ですが、もちろん誰でも通るという訳ではありません。
申込者の中には即時審査に落ちてしまう人もいるでしょう。
もっとも、この即時審査は簡易審査になっているため、よほど属性情報の内容が悪い人以外は通る可能性が高くなっています。
つまり、このAmazonカードの即時審査に落ちるという事は、それだけ属性情報に何かしらの問題があるという事です。
当然、即時審査で落ちると本審査には通りません。
ですから、今後は勤続年数や年収などの属性情報を良い方にあげていく必要があります。
どんな条件の人がクレジットカード審査に通りやすいのかという記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
- Amazon即時審査サービスも、通常のクレジット発行同様の審査があります。
- テンポラリーカードには使用上限が決まっている。
- 即時審査の目的は、審査を申し込んだ人の線引きを行う。
上記のように、申込者とサービス提供側にとってもカード発行までの期限を最短化することによりその日のうちにクレジットで買い物が行うことができるというメリットがあります。
Amazonでのポイント還元や限定キャンペーンなど、その日限りのセールなどにも
対応できますので、すぐに買い物で使用したい方にはピッタリのサービスではないでしょうか。
コメントを残す