クレジットカード審査には通りやすい人がいます
最近では日本でもようやくキャッシュレス化が進められてきているので、クレジットカードを新たに申込む人も増えてきています。
これから新たにクレジットカードを持ちたい、と考えている人もいるのではないでしょうか?
クレジットカードは審査にさえ通れば誰でも持つことができるので、申込みをする人の中には職業や年収など様々な条件の人がいます。
例えば
・職業、雇用形態
・年収、勤続年数
・居住年数、持ち家や賃貸といった家の種類
・他社借入状況
など・・・
これらはクレジットカードの審査において判断基準のひとつとされる「属性」と呼ばれるものです。
このように審査に申込む人にはそれぞれ多種多様な属性情報があります。
また、個人信用情報機関に登録されている信用情報の内容もそれぞれ異なります。
ですから、当然審査に通りやすい人もいれば反対に通りにくい人もいるのです。
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審査が通りにくい人の特徴とは?
もっとも審査に通りにくい人というのは、この属性情報や信用情報の内容などに問題がある可能性が高いです。
例えば
・収入が安定していない
・住所が不定である
・他社借入があり、ブラックリストに登録されている
など・・・
このように、”通りにくい原因がはっきりとしている”のです。
審査に通りやすい人とはどういう人なんだろう?
基準がわからなくて不安だわ・・・
クレジットカードに申込む大抵の人は、アルバイトまたは会社員などなにかしらの職には就いているでしょうし、持ち家にでも借家にでも住所は定まっているでしょう。
あまり大胆な使い方をしていなければ、ブラックリストに登録されるという事もないはずです。
では、通りにくい原因がない人は皆、審査に通りやすいのかと言うとそうでもありません。
やはりそこには、審査に”より”通りやすい条件の人というのがいます。
そこで、今回の記事では「どのような人が審査に通りやすいのか?」について解説していきます。
クレジットカード審査に通りやすい人の条件
先程も説明した通り、クレジットカード審査ではまず申込者の属性や信用情報などを調査していきます。
その中で、
この人は自社の審査基準を満たしているのか?
ということを確認してカード発行の可否を判断しています。
という事は、審査に通りやすい人の条件は、この属性や信用情報に何か手掛かりがありそうですよね?
それでは、審査に通りやすい人の5つの条件をみていきましょう。
勤務先や年収が良い
クレジットカード審査への申込条件として、支払い能力を見極めるために毎年継続して安定した収入があることが必要になります。
ですから、毎年安定した収入が見込める公務員や、上場企業に勤務している人は審査に通りやすいと言えます。
もちろん、公務員や上場企業に勤務していなくても、勤続年数が長く(3年以上)年収も300万~350万円以上の会社員も、他の人と比べた場合審査に通りやすい人と言えます。
金融事故を起こした事が無い
クレジットカード審査で一番重要な事、それは個人信用情報機関の信用情報に金融事故が登録されていない事です。
金融事故とは一般的に重度の返済遅延や、債務整理、いわゆる自己破産のことを指します。
これらの情報は俗に言うブラックリストとして登録されています。
また、小さな返済遅延も何度も繰り返し行っているとブラックリストに登録される可能性があります。
一度ブラックリストに登録されてしまうと、一定年数経過しないとその情報が削除されることはありません。
過去に重大な金融事故を起こしている人は、今後も再び金融事故を起こす可能性が高いと判断されてしまいます。
その結果、審査において信用情報に金融事故情報が登録されている事が発覚した場合、その時点で審査に通らない可能性が非常に高くなります。
というか、ほとんどのカード審査ではかなりの確率でここで審査終了となってしまいます。
なので、
・過去に金融事故を起こしていない事
・過去に金融事故を起こしていた場合、信用情報から金融事故情報が削除されている事
つまり、「ブラックリストに登録されていない事」というのが絶対条件になります。
良好なクレジットヒストリーがある
クレジットカード審査では、申込者のカードを含めた各種金融商品の利用履歴が重要になってきます。
これをクレジットヒストリーと言います。
というのも、信用情報に良好なクレヒスが登録されていない全くの新規の人というのは支払い能力の程度がわからず、クレジットカード会社としての信用度は高くありません。
その点、ある程度良好なクレヒスが登録されている人は支払い能力がある程度わかるので、全くの新規の人に比べて信用度が高くなるからです。
信用情報に良好なクレヒスが登録されている人は、毎月しっかりと返済ができる”支払い能力のある人”とクレジットカード会社から判断されるので、審査にも通りやすいと言えます。
当然ですが、金融事故は起こしていなくても、あまり良好ではないクレヒスが登録されている人の場合は審査に通りにくくなってしまうので注意が必要です。
他社借入=借金が無い
クレジットカード審査では、総量規制の借入限度額を超えている人は問答無用で通らなくなります。
総量規制とは過度な借入がないように設定された限度額のことです。
借入限度額は年収の1/3未満とされており、これを満たすことはカード審査を通るための必須条件となっています。
さらに言えば、
・持っているクレジットカードのキャッシング枠そのものが無い
・消費者金融からの借金が無い
という人は当然審査に通りやすいと言えます。
短期間での申込件数が少ない
審査では個人信用情報機関の信用情報を照会するので、この際信用情報に申込情報が複数登録されていると審査での印象が悪くなってしまいます。
というのも、短期間に複数枚のカード申込みをしているということは
現在の生活環境においてお金が足りておらず、生活資金を捻出するために複数のカード審査への申し込みを行っているのでは?
とカード会社から判断されてしまうからです。
従って、申込む数が多ければ多いほど審査に通りにくくなります。
クレジットカードの申込み情報は、登録してから削除までの期間が6ヶ月間で、その間は保管されることになります。
そのため、半年間での申込はなるべく少ない、もしくは全く無い方が審査に通りやすいと言えます。
まとめ
- 勤務先、勤続年数等が好条件である
- 金融事故を起こしたことがない
- 良好なクレヒスがある
- 他社借入がない
- 短期間での申込み件数が少ない、もしくはない
以上の条件を満たしている人が審査に通りやすい人の条件と言えます。
このように、クレジットカード審査に通りやすい人とは一般的な審査基準を上回っている事はもちろん、それに加えてプラスαの条件が必要になります。
中でも、1番目にもある勤務先や勤続年数、過去の金融事故情報などの条件は、審査に通るためには必要不可欠になります。
今この記事を読まれている方の中には、カード審査が通りにくい・・・という人もいると思います。
なんとか少しでも審査に通りやすくしたいと考えている人もいるでしょう。
とは言え、そのためだけに勤務先を変えたり年収を一気に増やすなんてことはできませんよね。
ですから、これらの条件に少しでも近づけるための最低限として、金融事故は起こさずに他社借入もなくして、良好なクレヒスを目指していきましょう。
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