FXスキャルピングには、1pipsでトレードする手法があります。
FXを始める前の人や初心者にとっては、どういうことなのか意味がわからないという人もいるかもしれません。
まず、「pips」って何?
という人もいるかもしれません。
この「pips」というのは、FX取引上で使われる単位の事です。
国によって通貨の単位は違うのですが、このpipsを使うことでFX上では同じ単位になります。
上級者になると、1pipsを大事にしています。
今回は、FXスキャルピングで「1pips」をなぜ大事にする必要があるのかというところを紹介していきます。
FXスキャルピングのやり方は?FXスキャルピング手法を紹介!
FXスキャルピングは薄利になりやすい
基本的に、FXのスキャルピングと言えば、短時間に少ない利益を積み重ねていく手法です。
なので、スプレッドの低いFX会社でトレードするのはもちろん、それ以上に1pipsを大事にしなければなりません。
それは、スキャルピングでは1pipsの積み重ねによって、少ないながらもトレード回数を増やすことによって、トータルのpips獲得数を増やしていく手法だからです。
そのため、スキャルピングでは1pipsが非常に大事という事になります。
ちなみに、1pipsと言えば1万ドルのトレードで100円の計算です。
ただ、スキャルピングではこの100円を馬鹿にしていると、継続的に稼ぐ事は難しくなるので注意が必要ですよ。
スキャルピングでは1pipsを笑うものは1pipsで泣く
スキャルピングでは、1回のトレードで50pipsや100pipsもの為替差益を稼げる事は、トレード手法にもよりますがほぼ不可能だと言えます。
もっとも、スキャルピングは短時間勝負です。
なので、為替レートが短時間に保有ポジションの方向へよほど大きく動かない限りはこれほど大きな利益を稼ぐ事は難しいです。
50pipsや100pipsというのは、もはやデイトレードの域です。
基本的にスキャルピングでは、少ない利益の積み重ねによって為替差益を稼ぐ手法なので、この1pipsを馬鹿にしていると後々大きな差となって表れてきます。
例えば、スキャルピングを100回トレードした場合、利益を1pipsケチる、または損失を1pips多く出したとしたらトータルで100pipsもの差となって表れてくるのです。
トレード単位が1万ドルでは1万円、10万ドルでは10万円もの差となります。
つまり、トレード単位が多くなればなるほどその差は大きくなってくるので、スキャルピングが薄利とはいえその利益は大事に扱う必要があるのです。
スキャルピングではFX会社のスプレッドも重要です
スキャルピングでは、「1pipsを笑うものは1pipsに泣く事になります。」
ですが、これは何もトレード手法に限った事ではありません。
FXトレードではFX会社のスプレッドも必要経費です。
という事は、少ない利益を積み重ねるスキャルピングでは、このスプレッドが低いに越した事は無いのです。
例えば、USDJPYのスプレッドがA社では1pipsで、B社では0.3pipsだった場合、スキャルピングでエントリーした時点で0.7pipsの差が出てしまうと言うことになります。
これが、トレード単位1万ドルで100回トレードしたら、7,000円の差と言うことです。(100回×70円=7,000円)
エントリーしただけでこの差が出るという事は、スキャルピングではFX会社のスプレッドの低さは非常に重要になるという事です。
さらに、FX会社によっては新規エントリーや決済時にスリッページが発生する場合がありますので、このスリッページも重要です。
つまり、スキャルピングでは、トレード手法はもちろんですがFX会社のスプレッドやスリッページなどのトレード環境も含め1pipsの積み重ねが非常に重要という事です。
ですので、もしあなたがスキャルピングを行うのであれば、トレード毎に1pipsを大事にして下さい。
たかが1pipsと侮っていると、結果的に1pipsで泣く事になる可能性がありますよ。
まとめ
FXのスキャルピングと言えば、短時間に少ない利益を積み重ねていく手法で、スプレッドの低いFX会社でトレードするのはもちろん、それ以上に1pipsを大事にしなければなりません。
「pips」というのは、FX取引上で使われる単位の事です。
為替レートが短時間に保有ポジションの方向へよほど大きく動かない限りはこれほど大きな利益を稼ぐ事は難しいですが、1pipsを馬鹿にしていると後々大きな差となって表れてくるので注意しましょう。
大切なことなので何度もお伝えしますがスキャルピングでは、トレード手法はもちろんですがFX会社のスプレッドやスリッページなどのトレード環境も含め1pipsの積み重ねが非常に重要です。
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