急な現金が必要な時にはとても便利なキャッシング。
そんなキャッシングは、通常は保証人が必要ないということをご存じでしょうか?
保証人が必要ないなら、誰にも迷惑を掛けずに借りられるね!
そうね!
「保証人になる」ってやっぱり抵抗があるから、誰かに頼むのも気が引けるものね。
そこで、今回はキャッシングに保証人が必要とされない理由について詳しく説明していきたいと思います。
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キャッシングと保証人について
キャッシングでは、私たち個人が利用者が金融機関からお金を借りる訳ですから、金融機関としては債務の回収が困難にならないように審査で顧客の選別を行っています。
この際、金融機関ではキャッシング申込者の以下の情報をもとに審査しています。
①属性情報・・・勤務先や勤続年数、年収や居住年数など
②信用情報・・・ローンや公共料金等の支払い状況
そしてこの審査の結果、今後の収入見込みや支払い状況があまり良好ではないと金融機関から判断されてしまえば、審査に落ちてしまいます。
つまり、キャッシングを利用する事が出来なくなります。
金融機関もわざわざ、支払いに不安がある人に貸したりしないよね。
そうね。
不安のある人を審査に通してしまっては、債務不履行=自社に損失が出てしまうわね。
ただ、住宅ローンやオートローンなどでは、申込者本人の属性や信用情報が今一つの場合でも、保証人を付ければ審査に通る可能性があります。
では、キャッシングでも保証人を付ければ審査に通る可能性はあるのか?について説明します。
基本的にキャッシング審査では保証人を求められる事はありません
私が消費者金融から借金をしていた頃には、借入金額が少なめのキャッシングにおいても、連帯保証人を求めてくる金融機関が何社かありました。
ただ、この連帯保証人というのが厄介で、顧客本人の支払いが困難になった場合にその請求が連帯保証人に行きます。
その際、顧客本人と連帯保証人との間でトラブルになる事例が結構あったのです。
これでは、私たちの身近な存在として気軽にお金を借りる事が出来るキャッシングというキャッチフレーズが成り立たなくなってしまいます。
ですので、現在では地方の金融機関までは調査が及ばないので分かりませんが、誰もが知っている大手消費者金融から連帯保証人を求められる事はありません。
そうなんだ。
消費者金融のキャッシングでは、
「気軽に利用できる」という考えから、連帯保証人は必要ないんだね。
キャッシングでは他金融商品と比べ金利が高くなっている
基本的に連帯保証人が不要なキャッシングなので、金額の大小に関わらず顧客に万が一のことがあった場合には、債務を回収出来なくなるリスクが発生します。
この際、キャッシングの金利が低ければ毎月の利息の回収だけでは損失分を埋めるには至らない可能性があります。
そこで、金融機関では万が一の時のためにキャッシングの金利は、他金融商品よりも高く設定されているのです。
なるほど。
保証人がいないリスクを金利を高くすることでカバーしているんだね。
もっとも、キャッシングの利用限度額は他金融商品と比べて低くなっていますので、少ない金額でより多くの利息を得るためには金利を高く設定する必要がありますよね?
これが、利用限度額が大きいカードローンやオートローンなどでは、元金が大きいので多少金利を低めに設定しても十分利息を得る事が可能になります。
・キャッシングは利用限度額が少ない=金利を高くする
・カードローンなどは利用限度額が多い=金利が低くても良い
ってことなんだね。
要するに、金融機関ではトータルで損失が出なくて利益が出るようになれば良いのです。
なので、利用限度額が低いキャッシングでは連帯保証人を要求せずに他金融商品と比べて金利を高く設定する事で対応しているというわけです。
このため、キャッシングに保証人は不要となっています。
キャッシングは、
・気軽に利用できるように保証人は不要
・但し、利用限度額が低いので、金利を高くしている
というわけなんだね。
キャッシングは金利が高いことで、「保証人が不要」という気軽さを実現しているんですね!
まとめ
・昔は、キャッシングに連帯保証人を求めてくる金融機関があった。
・現在は、少なくとも大手金融機関では連帯保証人が不要となっている。
・連帯保証人不要で利用できる代わりに、他金融商品と比べ金利が高くなっている。
・これにより、債務を回収出来なくなるリスクをカバーしている。
キャッシングが連帯保証人なしで利用できる理由が分かっていただけたと思います。
金利を高めにすることで、「保証人なしで気軽に利用できること」を実現していたんですね。
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