空売りとは?売りで稼ぐチャンスがFXの魅力の1つです

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FXトレードには空売りという手法があります

FX初心者が、FXで稼ぐために避けては通れない事、それがFXトレードの専門用語になります。

 

これは私も記憶にありますが、このトレードの世界は訳の分からない専門用語のオンパレードでした。

 

「スワップ」や「スプレッド」はもちろん、「空売り」やそもそも「為替」って何の事などなど、当時FXを始めたばかりの初心者だった私は、それこそインターネットや各種書籍を徹底的に調べて、少しずつトレードの専門用語を覚えていきました。

こんなに専門用語があるの?

たくさんの専門用語を覚えるのが大変!

専門用語は何から覚えたらいいの?

ただ、1からインターネットや各種書籍を調べるには、それ相応の時間が掛かりなかなかFXを始める事ができません。

 

今回の記事では、私の経験を元にあなたが今後FXトレードで稼ぐために最低限必要だと考えるトレードの専門用語である「空売り」について説明します。

 

常識と非常識?FXトレードでは常識にとらわれない事も必要です

FXトレードの空売りとは?

FX専門用語の中でも、今回はFXトレードにおける「空売り」について説明します。

空売りって何だろう?

この空売りですが、文字の通り空(手元に何も無い)のものを売るという意味です。

 

通常、物を売るためには売るための物理的な商品(物)やサービスが必要になりますよね?

例えば、ジュース160円を1つ買うにしても、ジュースに見合った現金=160円が必要です。

 

今持っている現金と引き換えにする事で、ジュースを手に入れる事ができます。

 

つまり、そうでは無い=手元に商品やサービスが無ければ「売る」という行為が成立しません。

 

ですが、FXの空売りでは持っていない為替の通貨を「後で買い戻す」という契約の元で先に売って取引を行います。

 

このように、FXでは差金決算が原則的な取引です。

 

この空売りでは、「売りから入る」とか「売りポジションを持つ」などと言われる事もあります。

 

なるほど、空売りは持っていない為替の通貨を売って、後で買い戻すという事か!

 

FX取引の空売りの仕組み

文章だけでは、分かりにくいなぁ

という人のために、上記の空売りの説明をFXトレードに当てはめて紹介します。

 

まず、米ドル円(以下USDJPY)を100円で1万ドル買うとします。

1万ドル買ったから今手元には、1万ドルがあるね。

すると、手元(厳密には取引しているFX会社)にUSDJPY1万ドルが残りますよね。

 

その後、USDJPYの為替レートが上昇すれば、この1万ドルを売る事が出来ます。

 

これは、通常の売買に当てはめても、持っていたUSDJPY1万ドルを利益が出たので売ったのですから、何も不自然な事はありません。

 

ただ、FXトレードでは、持っていない通貨を売りから入る事が出来るのです。

 

例えば、先程の例で今後、USDJPYの為替レートが下がるであろうと予測した場合、USDJPYを100円で1万ドル売る事が出来るのです。

 

そう、あらかじめUSDJPYを1万ドル持っていなくても、いきなり売りから取引する事が出来る=この事を「空売り」と呼ぶのです。

 

まあ、何も持っていない状態で売るのですから、この空売りという専門用語も納得出来ます。

 

その後、このUSDJPYの為替レートが90円に下がると利益が出ているという事になりますので、買いで決済(買い戻す)すればめでたく利益が出るのです。

 

つまり、FXトレードでは今後、為替レートが上昇すると予測すれば買いから、逆に今後為替レートが下落すると予測出来れば売りから入り、結果それぞれの為替レートが思惑通りに動けば利益に繋がるのです。

 

この買いまたは売りの両方からFXトレードが出来るというのは、買い一辺倒と比べてとてもチャンスが広がりますよね?

単純にチャンスが2倍になるのですから。(厳密に言えば為替レートの動きにより2倍以下または2倍以上にもなります)

 

ですので、あなたが今後FXトレードで稼ぐためには、買い一辺倒では無く、状況に応じてこの空売りも行った方がチャンスが広がります。

 

株にも「空売り」があるがFXとは違う

株をしている人にとっては、

株の「空売り」とは違うの?

と思うかもしれません。

 

持っていない為替通貨で取引=差金決算するFXとは違い、株での空売りの場合には、現物主義で取引されます。

 

先に株を借りて、株を売り、株を買い戻し、株を返すという仕組みです。

 

つまり、現物が無くては取引ができないので、現物を借りてからそれを売って、利益が出たところで株を買い戻し、株を返すという流れになります。

 

FXでは、手数料などはかかりませんが、株の場合には、取引をする費用とは別で売買いする手数料や株を借りる費用などが別にかかります。

株の「空売り」とFXの「空売り」は違うのね!

 

まとめ

「空売り」と言うと、株でも使われる専門用語なので、株なのかFXなのか分かりにくく、どちらかによっても意味が変わります。

 

兜FXの違いは、次の通りです。

株の「空売り」は、現物主義の取引

FXの「空売り」は、差金決算の取引

 

そして、FXでの「空売り」とは、次の事が言えます。

  • 持っていない為替の通貨を売って、その後に買い戻る事
  • 売った時点の価格と買い戻した時点の価格を引いた額が利益になる
  • 空売りは、下がったら儲け、上がったら損失

 

このように「空売り」は、難しく考える必要はなく、気軽に取引する事ができます。

 

空売りを理解して、利益を得るチャンスを狙っていきましょう。

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