ファンダメンタルズ相場について!チャンスになるタイミングとは?

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FXトレードでは、相場状況に注意が必要です

ここ十数年、FXトレードの世界では世の中の大きな事件によってかなり影響を受けてきました。

 

古くはアメリカのサブプライムローン問題やGMの経営破綻、さらにはギリシャショックや各国国債の格下げなどなど。

 

もっとも、これらの問題はFXトレードの世界ではファンダメンタルズ(国や企業の経済状況などを表す指標)と呼んでいますが、こういったファンダメンタルズが原因で動く為替相場は少しやっかいになっています。

 

それは、自分の思っているような相場の動きにはならない事が多々あるためですが、これ以外にもファンダメンタルズ相場にはやっかいなものが潜んでいるのです。

 

今回は、ファンダメンタルズ相場について説明していきます。

 

「天井」「底」とは?FXでは毎回相場の天井や底を捉える事は?

ファンダメンタルズとは

ファンダメンタルズって何だろう?

ファンダメンタルズとは、為替相場の解説する時などによく使われます。

 

このファンダメンタルズというのは、基本的な国際的な景色や経済活動の状況の事です。

 

ファンダメンタルズを日本語に訳すと「経済の基本的条件」なります。

 

このファンダメンタルズは、国や企業などの経済状況を表す事から、為替や株価を動かす要因でもあり、この相場が発表されると大きく相場を動かします。

 

ファンダメンタルズ分析という言葉もあり、同じだと思うかもしれません。

 

これは、外部環境から為替相場の動きを予想する手法で、全く同じ事ではないので間違えないようにしましょう。

ファンダメンタルズ相場とファンダメンタルズ分析は違うのね!

 

トレードにおけるファンダメンタルズ相場とは?

世界的な状況や金利動向などを知る事は、為替相場を取り扱うFXでは大切な事です。

 

サブプライム問題やギリシャショックなど経済的な問題が起きた時には、当然ながら為替相場の動きは活発になりました。

 

これらの問題は、世界中に多大な影響を与えていましたので、為替相場が大きく動くのも仕方ありませんね。

 

ただ、こういったファンダメンタルズ相場というのは、何か事が起こった時点では問題の全容がつかめていない場合がある=不確定要素がありますので、為替レートが一旦下落したかと思えば急に上昇したりと、不安定な動きをする事があるのです。

 

さらに言えば、こういったファンダメンタル相場では為替相場が大きく動いてから少し時間が経過しないと、私達一般のトレーダーにはその情報が伝わってこない場合が多々あります。

 

つまり、為替相場が大きく動いたにも関わらず、その原因が掴めない=タイムラグが発生してしまうという事なのです。

 

そして、このように為替相場が大きく動いた場合、このチャンスを見逃さないぞと言わんばかりに多くのトレーダーが新規でエントリーする事があります。

 

しかし、ファンダメンタルズ相場では、原因がはっきりと掴めていないのにその場の勢いでトレードするのはかなりのリスクを伴うのです。

 

確かに、為替相場に大きな動きが出ればその波に乗りたいという気持ちは分かりますが、大きな動きの根本が分からないと、追加のニュースによっては為替レートが急反転する可能性があるのです。

 

たとえ、うまく為替相場の動きに乗れたとしても、その後の急反転によって利益が損失に変わってしまえば、非常にもったいないと思いますし、損失を出したくないと思います。

 

経済的な事までよくわからないからそこまで気にしていなかった

 

という人もいるかもしれません。

 

FX取引と世界的な経済状況は別物ではなく、世界的な状況からFXの相場は大きく変わるので切っても切り離せない事なのです。

 

ファンダメンタルズ相場に関係する事

先ほどにも紹介しましたが、FXには切っても切り離せない事があります。

 

それは、為替相場を分析するために必要な金利動向や物価の変動によって起こるインフレです。

 

その他にも、海外企業が国で工場を建てたり、企業が買収をしたなどの景気の動き、貿易や海外旅行などで生じる全ての国際収支、税金や住んでいる国の経済状況である国の財政・政治などが深く関与しています。

 

また、テロなどが起こった時にも地政学的なリスクがある可能性があります。

 

最近で言えば、アメリカのイラク攻撃が良く知られていますよね。

 

とは言え、アメリカの経済が悪くなったわけではないのですが、景気に影響するリスクがあるという事を知っておかなくてはいけません。

 

ファンダメンタルズ相場ではテクニカル無視で動く

ファンダメンタルズ相場は、紹介してきたように国や企業の経済状況に変化があった場合に動きますので、テクニカル分析では思いも付かない様な動きをする事が多々見受けられます。

 

FXトレードで稼ぐためには、テクニカル分析は必須になりますが、テクニカル分析が役に立たないファンダメンタルズ相場では、たまたま稼げたとしてもそれが長くは続かないという事は明白です。

 

そのため、FX初心者の人はファンダメンタルズ相場では動かずに、ファンダメンタルズ相場が一段落してから動いた方が良いかと思います。

 

何も自分から難しい相場に入っていかなくても、待っていれば自分の得意な相場はやってくるのです。

 

まとめ

ファンダメンタルズとは、基本的な国際的な景色や経済状況の事です。

 

ファンダメンタルズ相場では、次のような事が関係してきます。

  • 金利動向
  • インフレ
  • 景気の動き
  • 国際収支
  • 国の財政、政治
  • 地政学的リスク

 

このような経済的な事が、FXには関係が深いです。

 

なので、ただ取引を行うのではなく、世界的な状況を把握してどのように相場が変化していくかを注目する事が大切なのです。

 

 

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