FXをするとその日だけではなく、次の日も行いますよね。
そのような時に、
明日の為替はどうなるのだろう?
と考える事はないでしょうか。
実際にどのようになるのかは、分かりませんが明日の為替相場の予測をする事が出来ます。
今回は、どのように為替相場の予測をするのかを解説したいと思います。
メンタルだけでは稼げない!FXトレードにおけるテクニカル分析とは
為替相場とは?
まず、為替というのは現金の直接的なやり取りなく支払いや受け取りをすることです。
為替=ドルやユーロなどの外国のお金を換金することと思っている人もいるでしょう。
為替には、大きく分けて2種類があります。
「為替」という言葉自体は、かなり昔から存在したと言われています。
その昔、何かの商品を購入して代金を支払う際、支払先が遠方だと現金を運んでいる最中に窃盗などにあう危険性があったので、現金の代わりに「為替」を発行したのが始まりだと言われています。
為替を受け取ったら、それを為替の両替してくれる場所に持参して現金に換金してもらうという流れです。
これを今に置き換えると、「買い物の支払いなどで行う」「銀行振り込み」や「電気代などの引き落とし」も為替取引の一つということです。
このように、住んでいる国、私たちであれば日本国内で取引される為替のことを「内国為替」と呼びます。
また、ドルやユーロなどの違う通貨のやり取りをすることを「外国為替」と呼びます。
海外商品の輸出入や外国証券への投資などの大体の取引は、外国為替を使ってお金を支払ったり換金したりします。
国内と外国の為替の違いは「通貨の交換」できるかできないかです。
外国為替では、通貨の交換を行うことができます。
FXで使われるのは、外国為替でこの為替レートを見る事で、予測をする事が出来ます。
予測の仕方
為替レートは、常に変動しています。
それは、常に取引されているからです。
分かりやすく言えば、私たちがしている商品やサービスと全く同じです。
例えば、人気がある靴をオークションに出したらほしいと思っている人たちがそれを見て、価格を決めていきます。
価格がつけばつくほど、その物の価格が上がっていきますよね。
人気がある物=人が欲しがる物というのが、経済学では需要と呼びます。
需要があれば価格はあがり、需要がなければ価格は下がります。
これは「円高」「円安」が関係します。
この言葉を聞いた事がある人もいるでしょう。
円安は、外貨に需要がある=円が売られるということ。
円高は、円に需要がある=円が買われるということ。
価格が上がる人気商品は、品薄になりやすく希少性がありますが、価格が下がる商品は大量に生産されてます。
という事は、人気のあるアーティストのライブチケットには希少性があり、価格が上がっていく現象と同じです。
これを通貨に置き換えて考えると通貨の希少性を決めるのは「その通貨がとれだけ発行されているのか?」という事です。
とはいえ、世界にはさまざまな通貨があるので、日本円が外貨全体に対して円安か円高かを測るには、ドル円レートだけ見ていてはわかりません。
そこで、通貨が通貨全体に対しての強さを測る指標として、実効為替レートと言われる指標があります。
取引が終了した時点で、終値がどのようになったかで明日の予測をしていきます。
この実効為替レートというのは、特定の2通貨間の為替レートをみているだけでは捉えられない、相対的な通貨の実力を測るための総合的な指標です。
対象となる全ての通貨と日本円との間の2通貨間の為替レートを、貿易額等で計った相対的な重要度でウエイト付けして集計し算出するのです。
為替は、世界経済や世界状勢などによっても大きく変化するので、世界の動きを知っておきましょう。
まとめ
為替というのは現金の直接的なやり取りなく支払いや受け取りをすることです。
この為替には、大きく分けて次の2つあります。
- 内国為替
- 外国為替
FXでは、通貨の交換ができる外国為替が使われます。
為替レートは、常に取引されているので変動しています。
明日の予測の仕方としては、次の事があります。
- 実効為替レートと言われる指標で集計し算出する。
- FXの取引が終了してから、為替レートを見て終値がどのようになったかで明日の予測をしていきます。
- 世界経済や世界状勢などによっても大きく変化するので、世界の動きを知っておきましょう。
初めてFXを行う時には、明日の予測をする事が難しい事もあります。
何度も練習して、為替の仕組みが理解が出来るようになると予測ができるようになります。
予測が難しく、慣れない場合には、実際に取引はせずに自分の予測が正しく出来ているのか観察してみましょう。
コメントを残す