
キャッシングには「リボルビング払い=リボ払い」があります。
消費者金融のキャッシングを利用した場合には、当然ではありますが、その借入に対する支払い義務が生じることになります。
借入に対する返済方法としては主に「一括払い」と「リボルビング払い」の2通りの方法があります。
この「一括払い」と「リボルビング払い」の違いについて説明しておくと、「一括払い」は利用月の翌月に借りたお金を一括で支払う方法のことを言い、「リボルビング払い」は毎月一定の金額を支払って返済していく方法のことを言います。
消費者金融の中には、このリボルビング払いを行う上で「リボ宣言」と呼ばれる仕組みが存在します。
このリボ宣言を行うことによって、今後の支払金額が常に一定になっていくのですが、今回の記事では、このリボ宣言について説明していきます。
キャッシングのリボ宣言?どういったサービスか?
キャッシングのリボ宣言を行うと、今後の支払いが全てリボルビング払い=リボ払いになります。
このリボ宣言とは?

私は今後このキャッシングの支払いを全てリボルビング払いで支払います!
と自ら宣言する事を意味します。
つまり、このリボ宣言を行うことで、今後、キャッシングを利用した際の支払方法には全てリボルビング払いが適用されていくことになるのです。
リボルビング払いを利用することで、毎月の返済金額が一定額になっていきます。
そのため、毎月の返済計画が立てやすくなっていくのです。
万が一、お金を使いすぎてしまっても返済は定額になりますので、少ない収入でも計画的に返済していくことができるメリットがあります。
また、

この月はお金に余裕があるから一括払い

でもこの月はお金に余裕が無いからリボルビング払い
といったように、自分の手持ちがどの程度残っているのか毎月把握して、一括払いかリボルビング払いかを毎月選択する必要がありません。
一度、リボ宣言してしまえば、「キャッシングの利用=リボルビング払いで返済」となりますので、毎月の支払い方法も分かりやすくなります。
リボ宣言の方法

キャッシングのリボ宣言はどうやればいいの?

消費者金融のサイトへアクセスするか、電話で申し込みを行うだけですよ。
申し込みを行うことで、今後の支払方法としてリボルビング払いが適用されていくことになります。
ちなみに、このリボ宣言は利用者の好きなタイミングでやめることも可能となっています。
つまり、お金に余裕が出てきたらリボルビング払いをやめることが可能なのです。
なお、消費者金融によって利用できる会社の有無はありますが、一度リボルビング払いにしたものは、同じく消費者金融のサイトまたは電話で申し込むことで、残額を一括払いに変更して返済することも可能になります。
ただし、リボ宣言の手続きを行った時期によっては、実際にリボルビング払いに切り替わるタイミングが翌月からとなってしまう可能性があります。
「宣言するのが遅くてリボルビング払いが適用されてない!今の一括払いのままじゃ、お金が足りなくて返済できない!」といった事態にならないように、利用する時期には十分注意が必要です。
リボ宣言における注意点とは?
リボルビング払いでは、毎月決まった金額を返済していくことになりますので、返済計画が立てやすいというメリットがあります。
しかし、実はこれはデメリットでもあります。
なぜなら、このリボルビング払いは毎月の支払い金額を一定金額に減少させるだけあって残高の減りも遅くなりますので、当然、一括払いに比べて返済期間が長くなってしまうのです。

キャッシングの利息は日割りで計算されます。
返済期間が長くなってしまうということは、その分、支払わなくてはならない利息も増えていってしまうのです。
つまり、毎月の返済は少額で済みますので余裕をもって返済できますが、一括払いで返済したときと比べると、トータルで見れば最終的に多くの支払いが発生してしまうことになるのです。

リボ宣言を利用すると、先ほども説明したようにそれ以降の支払はすべてリボルビング払いとなります。
追加で借入をしたとしても、毎月決められた一定額を返済していくことになりますので、借金が利息を含めて増えていっていることに対する実感が湧きにくくなってしまうのです。
借入期間が長くなればなるほど、借入に対する利息額も大きくなっていき、毎月決まった金額を返済しているにも関わらず元金が全然減らないという悪循環に陥ってしまうこともあります。
まとめ
- キャッシングのリボルビングとは毎月の支払を一定にする分割払い
- リボルビング宣言は、消費者金融先へ電話して申し込むだけ
- リボルビングにおける注意点としては一括返済時よりも、返済期限が長くなる
正直な話、リボルビング払いを利用することはあまりオススメできません。
基本的には一括返済を行うことを心がけるとともに、常に一括払いで返済できる範囲内での借り入れを行う程度に留めるよう気を付けるようにしてください。
リボルビング払いを利用することは悪いことではありません。
しかし、リボルビング払いのデメリットを考えると、どうしてもお金が足りなくなってしまった緊急時のみリボルビング払いを利用することにした方が良いでしょう。
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