キャッシングの金利について
キャッシングでは金利を知る事は重要です
私たちが金融機関からキャッシングやカードローンなどの金融商品を利用してお金を借りるためには、審査に通る必要があり、審査に通った場合には貸出金利(利息)を支払ってお金を借りる事になります。
まあ、金融機関もボランティアでキャッシングやカードローンという金融商品を提供しているのではないので、お金を貸し出してから元金とどれだけの利息を回収する事が出来るか?によって自社利益を上げる事が出来ますので、金融商品に金利が付くのは当たり前といえます。
ただ、当案内所を訪問しているあなたにとっては、金融商品を利用したら金利(利息)を支払うのは当たり前だけど、そもそも金利の仕組みが良く分からないと感じているかも知れません。
確かに、一言で金利といっても計算方法にはいくつかの種類がありますので、詳しくは分からないかも知れませんね。
そこで、今回の記事では、キャッシング(カードローン)の金利について説明します。
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キャッシングの金利とは?
そもそも、
金利とは何?
という方がいるかも知れませんので、先にこの金利について説明します。
そこで、この金利ですが、先程もチラッと書きましたが、私たちが金融機関からお金を借りてから返済するまでの利息になります。
つまり、利息=金利になっています。
金融機関は慈善事業では行わ無いので、基本的にキャッシングには利息を付けて顧客に貸し出しています。
中には、〇日間は無利息ですというキャッシングもあります。
金利の計算はどうやっているんだろう・・・?
例えば10万円を借り入れて1ヶ月後に11万円返済した場合、11万円-10万円=1万円が利息=金利という事になります。
そして、キャッシングの商品説明には、年利3%~17%というような表記を見かけると思いますが、この年利3%~17%が金利になっているのです。
それと、キャッシングでの金利は、基本的に年率で表示されています。
これは、1年間に掛かる金利(利息)の割合という事です。
ちなみに、金融業界には年率の他に月利(1ヶ月単位の金利)や日歩(1日単位の金利)などの金利がありますが、キャッシングではまず出てくることはありません。
利息の計算方法について
ここからは、利息の計算方法について説明しますね。
まず、元金に対して金利を掛け合わせた結果が利息なので、下記に分かりやすい利息の計算式を記載します。
10万円(元金)×15%(金利)=15,000円(利息)
この場合には、金融機関から金利15%で10万円を借りたら1年後に返済する金額は100,000円+15,000円=115,000円となり、15,000円が利息になります。
ちなみに、元金とは金融機関から借りたお金の事になります。
基本的に利息は日割り計算
利息=金利ですが、金融商品に表示されている年利は1年間のものになりますが、キャッシングやカードローンでは日割り計算が基本になっているんですよね。
例えば、10万円を年利15%で借りた場合の1日当たりの利息の計算方法ですが、まずは1年間で発生する利息を計算します。
10万円(元金)×15%(年利)=15,000円(利息)
この場合の利息は1年間で15,000円になりますので、これを1年間365日で割れば1日あたりの利息を計算する事が出来るのです。
15,000円(1年間の利息)÷365日≠41円(1日当たりの利息)
つまり、金融機関から10万円を年利15%で借りた場合、1日あたりの利息は約41円になっているんですね。
そして、この1ヶ月あたりの利息として計算すると
41円×30日=1,230円
その利息は約1,230円になるのです。
基本的に、キャッシングでは毎月払いになりますので、金利の表記は年率になりますが実際に返済する時には1ヶ月あたりの利息を算出すると、毎月どのくらいの利息を支払っているのかが分かります。
※利息の計算式 元金×金利÷365日×借入日数
金利の上限は決められています
私が消費者金融から借金をしていた頃には、キャッシングの金利29.2%が当たり前でしたが、2010年6月18日の出資法の改正法施行に伴って出資法の上限金利は20.0%に定められたのです。
そして、この上限金利にはいくつかの種類があり、融資額(元金)に応じて上限金利が決まっています。
元金が10万円未満→金利20%
元金が10万円以上から100万円未満→金利18%
元金が100万円以上→金利15%
そこで、消費者金融系や信販系のキャッシングや銀行系カードローンでは、この上限金利が守られていますが、これらの上限金利が守られていない金融機関があるとすればそれは闇金(違法)業者の可能性が高いため決してお金を借りてはいけません。
上限金利以上はヤミ金という事を覚えておいて、そういった金利を見かけたら決して借入しないように注意して下さい。
まとめ
・利息の計算は(元金)×(金利)=(利息)
・キャッシングの金利には上限があり、20.0%以下であることを法律で定められている。
・上限を超える金利を取る金融機関は闇金である。
返済の予定がきちんと建てられていなければ、金利は、元金に上乗せされ次の返済日に元金プラス金利にまた金利を上乗せした額で返済をしなければならず、一度返済を先送りにすると、かなりの返済額になります。
私が金融会社から借金をしていた頃も、金利を含めた金額をすぐに用意できず、お金があるときには払えばと放置し、結局、キャッシュカードで払った金額の利息をまた翌月、今度は仕事が忙しく支払うことができず、いつの間にか数万円の借金が十数万になってしまったことがあります。
冬のボーナスで何とか返済できましたがおかげで、年越しはお金がさっぱりなく、清々しい正月を迎えることになりました。
金融機関はあなたの金利で、事業を賄っています。
金利とは、金融会社にとって、保険であり貴重な利益ですが、返済社にとっては、リスクであり、損失です。
キャッシングは審査が簡単な金融機関もあるので急場しのぎに利用することもありますが、その場しのぎにキャッシングという手段に頼っていては、危険です。
くれぐれも計画的に利用しましょう。
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