クレジットカードの作り方では注意点があります
クレジットカードが欲しいからと言って、申し込めば必ず作れるというものではありません。
また、カードが作れるのならばどこでもいいわけでもないのです。
カードを作る時には、注意しなくてはいけないことがあります。
今回は、この注意しなくてはいけないことを紹介します。
クレジットカードを作る時には必ずある審査
クレジットカードを作るためには、誰もが避けて通る事が出来ない審査があります。
そして、この審査に通るためにはあらかじめ「自分の属性」や「ごく一般的な審査基準」を比較して劣っている要素については条件に満たしてから審査への申込を行う必要があります。
ただ、この審査には100％や絶対ではないので、審査へ申込さえすれば誰でも審査に通るという訳ではありません。
中には、審査に通らない＝クレジットカードを持つ事が出来ない人もいます。
審査に通らないという事は、クレジットカードが発行されないので持てないという事なので、作り方において重要な審査には何が何でも通る必要があります。
クレジットカードの作り方で注意すべき3つ
クレジットカードの作り方での注意点について、その理由とともに解説していきます。
もちろん、先程少し触れたように、一定の審査基準を満たしている事は最低条件になる事は言うまでもありません。
申込書には虚偽記載なく正直に記入すること
クレジットカード審査に申し込む際に、審査に通りたいと思うのはほとんどの人が思っているでしょう。
ただ、
審査に通りたい！
という理由から勤続年数や年収、さらには他社借入件数・金額などの属性を虚偽記載する人がいるのですが、これはしてはいけません。
今までクレジットカードを含めた金融商品の審査へ申し込んだことが無いという人は別ですが、そうでは無い人の場合、以前の申込時に申請した属性が信用情報に登録されている可能性が高いです。
そのため、虚偽記載してもすぐにバレる可能性があります。
特に、他社借入件数や金額は信用情報に登録されているため、虚偽記載をしたところですぐにバレてしまいます。
また、クレジットカード会社に虚偽記載した事が分かってしまうと、審査での印象がかなり悪くなる＝審査に通らない可能性が高くなりますので、申込書には事実を正直に記入して下さい。
一度に複数のクレジットカード審査へ申し込んではいけない
クレジットカード審査へ申込を行うと、その申込情報が信用情報に登録されます。
ということは、1社のクレジットカード審査を申込むと1社分、2社申込むと2社と申込んだだけ登録されます。
なんでもいいからクレジットカードが欲しい！
ここも、あそこも申込んじゃおう。
そして、この申込情報が信用情報に複数登録されていると
クレジットカード会社からはお金を借りるために審査に申し込んでいるのでは？
と思われるため、結果として審査に通らない可能性が高くなります。
ですので、信用情報に申込情報が登録される6ヶ月間には複数の審査への申込は控えて下さい。
また、すでに複数の審査申込を行っている場合には、信用情報から申込情報が削除されるのを待ってから再申込を行いましょう。
キャッシングの利用予定が無い方はキャッシング枠はゼロで申し込む
クレジットカード審査では、申込者の属性や信用情報、さらには現在の他社借入金額が総量規制の範囲内なのか？
などについて調査を行い、審査可否の判断を行っています。
という事は、申込者の現在の他社借入金額が総量規制の範囲を超えていると審査に通らなくなるという事です。
また、使っていなくてもキャッシング枠があるだけで総量規制の対象になってしまいます。
そのため、今後クレジットカードのキャッシング枠を使う予定がない方は、キャッシング枠をゼロ（無し）で申し込んだ方が良いですよ。
注意点を守っても失敗したら見直しが必要
最初の方でも少し触れたのですが、クレジットカード審査に絶対はありません。
絶対が無い以上、先ほど紹介した作り方での注意点をクリアしたとしても審査に通らない可能性はゼロではないということです。
個人信用情報機関の信用情報に何も問題が無く、属性も一定基準を満たしていれば審査に通らない可能性よりも通る可能性の方が高い事は言うまでもありません。
ただ、作り方に失敗した場合には、必ずどこかにその原因がありますので、落ち込まずに次の審査へ向けて対策を練る必要があります。
その場合には、まず個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行いましょう。
属性に問題が無ければ、ほぼ99.9％信用情報の中身に問題があるからです。
過去の金融事故が消えていなかった
良好なクレジットヒストリーの登録が無かったわ
など、原因は開示請求をしないと分からない事かも知れません。
まとめ
クレジットカード審査は必ずある事なので、避けては通れません。
審査に通るためには、一定の審査基準を満たしている事は最低条件になる事は言うまでもありません。
この他にも、注意しなくてはいけない事が次の3つあります。
- 申込書には虚偽記載なく正直に記入すること
- 一度に複数のクレジットカード審査へ申し込んではいけない
- キャッシングの利用予定が無い方はキャッシング枠はゼロで申し込む
ただ、審査には100％や絶対ではないので、審査へ申込さえすれば誰でも審査に通るという訳ではありません。
もしも、審査に落ちてしまった場合には、個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行いましょう。
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