クレジットカードには有効期限がある事を知っていますか？
クレジットカードを持っている人であれば、カードを見るとわかるでしょう。
初めて持った人は「知らない」「知らなかった」という人もいるかもしれません。
有効期限が近付くと更新審査が行われます。
今回は、クレジットカードの更新審査について紹介します。
クレジットカードの有効期限
クレジットカード作成においてもっとも重要な事がクレジットカード審査に通る事ですが、審査には絶対や100％がありません。
という事は、誰でも簡単に審査通過できてクレジットカードが持てるという訳ではないのです。
そして、無事に審査に通ったとしてもクレジットカードには有効期限があります。
有効期限が迫ってくると、クレジットカード会社によって更新審査が行われています。
もっとも、クレジットカードの有効期限を無限、または更新審査を行う事なく更新済みカードを発行していては顧客の属性や信用情報の変化に付いていけませんよね。
クレジットカードを使っている人が情報に変化はないかなど、更新審査が行われる事は仕方ありません。
この更新審査は、大抵のカード会社ではカード有効期限のおよそ1か月前に行われており、この審査に通れば有効期限が更新されたクレジットカードが届きます。
ただ、中には更新審査に通らない＝更新済みカードが届かないケースもあるのです。
何故カードの更新審査が行われているのか？
大抵のクレジットカードの有効期限は3年程度だと思われますが、この間顧客の属性情報や信用情報に変化が全く無いというのは考えられません。
時には勤務先が変更になっている、他社クレジットカードや他社キャッシングの利用履歴があるなど、3年程度の期間があることで人の生活の中で何かしらの変化があるというのが自然なことです。
つまり、クレジットカード会社では顧客の現在の属性や金融商品の利用状況などを判断して、
この顧客に対して更新済みのクレジットカードを発行しても大丈夫かな？
ということを考慮しながら更新審査を行っているのです。
もっとも、クレジットカード会社では顧客に万が一の事があってはいけません。
なので、今までは自社顧客だったとしても現在の顧客の状況によっては自社顧客から外れてもらう＝更新済みカードは発行しないという選択肢があるのも当然なことです。
クレジットカード会社としても、自社にとって好ましくない顧客に対していつまでもカードを発行していては、自社にとって今後不利益になる可能性があるため、更新審査の結果不合格になったとしてもそれは仕方がありませんよね。
クレジットカードの更新審査内容
現在保有しているクレジットカードの有効期限が迫ってくると、
きちんと有効期限が更新されたカードが届くの？
と不安になる人もいる事でしょう。
確かに、今まで普通に利用していたカードが更新審査の結果次第では今後使えなくなる可能性がありますので、更新済みカードが届くまでは不安に感じるかも知れません。
そこで、ここではクレジットカード有効期限を更新する際に行われる審査の内容について解説します。
カードの有効期限が更新されるのかな？
と不安に思っている人は参考にして下さい。
更新審査の内容
過去の利用状況
過去の利用状況とは、更新予定のクレジットカードにおける過去の利用状況の事です。
過去の利用状況というのは、利用回数や利用金額、毎月の支払い状況などが審査対象になります。
そして、この利用状況が良好であれば次に説明する他社における利用状況の内容次第で更新済みのクレジットカードが発行されますが、過去の支払い状況で延滞があると、その延滞の度合いによっては更新済みクレジットカードは発行されすに解約になる可能性があります。
また、過去の利用状況以前にほとんどクレジットカードを利用していなかった場合にも更新済みクレジットカードが発行されない可能性（経験済み）があるので、継続的にクレジットカードを利用したいのであれば適度な利用を心掛けた方が良いです。
他社における利用状況
クレジットカード更新審査の際には、顧客の個人信用情報機関に登録されている信用情報も照会して現在の他金融商品の利用状況も調査します。
ここで他社の利用状況も確認する事が可能です。
他社での利用状況が良好であれば、なにも問題ありません。
他社の利用状況で延滞または、多額の借入などの事実が判明した時には更新済みクレジットカードは発行されずに解約になる可能性があります。
特に、平成22年6月18日より施行された総量規制の影響で、他社のキャッシングまたはクレジットカードのキャッシング枠が年収の1/3を超えていた場合には、更新済みクレジットカードのキャッシング枠が付かない、または更新済みクレジットカードが発行されない可能性があります。
まとめ
クレジットカードは、有効期限があり更新審査があります。
更新審査は、大抵のカード会社ではカード有効期限のおよそ1か月前に行われており、この審査に通れば有効期限が更新されたクレジットカードが届きます。
審査の内容としては、次のような事が審査されます。
- 過去の利用状況
- 他社における利用状況
クレジットカードの更新審査では、主にカード作成後の自社及び他社における利用状況について調査が行われます。
特に問題が見つからなければ無事に有効期限が更新されたカードが届きます。
ただし、自社及び他社においてネガティブな情報（延滞情報）などが登録されていた場合には、更新済みカードが届かない可能性が非常に高くなりますので注意が必要ですよ。
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