妻にバレないうちに完済しようか、打ち明けるならどう説明すればいいのか…借金を背負っている旦那さんでこのような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
打ち明けた方がいいのかな…どうやって打ち明けようかな…
今後、協力してもらう必要があるなら、提案の姿勢で話を切り出すことが重要です。
そこでこの記事では、借金のことを話さずに乗り切るか、伝えるならどう説明すればいいか詳しく解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、きっと妻との信頼関係を崩さずに完済できるかもしれませんよ。
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内緒にする場合の注意点
知られないようにするには、黙っておくだけではなく、証拠物を見せないようにする必要があります。
借金の履歴がわかるデータを見せない
借金の履歴がわかるような情報を、妻に見られて発覚するケースも充分に考えられますよね。
そのような事態を防ぐために、ペーパーレス化して自分だけにしかわからないような通知にしましょう。
でも、滞納が続くと自宅に督促状が届いたり、電話に出ないと自宅や会社に電話がかかって来たりしそうで心配だな…
そうならないためには、借金を期日内に返すか、期日内に返せない旨を先に伝えておきましょう。
ローンには注意
ローンを組むときの審査で信用情報が照会され、審査に通りにくくなる点にも注意が必要です。
もし、ローンが組めないとわかったら借金があることが知られてしまうかもしれません。
そうならないように、住宅や車といったローンを今後はいつ組むことになるのか、組まなくていいのか見通しを立てる必要があります。
妻に借金のことを打ち明ける必要がある場合とはどんなとき?
今後、妻に内緒のままだと解決が難しいようなら話しておいた方がいいでしょう。
お金に関する問題は深刻なので、日常生活の中で協力してくれる人がいるだけで気持ちの面でもだいぶ楽になりますよ。
でも、打ち明けるとその後の関係に悪影響が出るかもしれないと思うとなかなか踏み切れないな…
お気持ちはよくわかります。
しかし、協力をしてもらわないと、どうしても返せないとしたら、黙っている方がかえって家族に迷惑をかけてしまうかもしれませんよ。
家族に事態を説明することで解決できるなら、打ち明けることを検討されてみてはいかがでしょうか。
判断が難しいようなら、いったん法律家に相談されることも一つの方法です。
妻に話せなくても、せめて一人で抱え込む状況だけは避けるようにしましょう。
打ち明ける場合、借金の詳細をどう報告するか
打ち明けるときは、相手に少しでも不安を与えずに、落ち着いて話を聞いてもらえるようにすることが大切です。
妻からすれば「なぜ相談もせずに家族を巻き込むようなことをするのか」という心境になり、不意の事態により今後どうすればいいか戸惑ってしまうことでしょう。
そうならないための意識するポイントは主に以下のようになります。
- タイミング
- 謝罪
- 借金を作った理由
- なぜ報告してくれなかったのか(以前から借金があった場合)
- 今後の対策
順を追って詳しく解説します。
打ち明けるタイミングは?
子供のいなくて話し合える時間
子供に心配をかけたくないという気持ちを伝えると、話せるときが来るまで待ってくれることでしょう。
また「大事な話だからゆっくり二人で話す時間がほしい」と伝えておくことで話し合う時間を作ってくれるようになります。
口頭では切り出しづらいなら、メールでいつ話せるか確認する方法もあるね!
まず借金をした謝罪をする
はじめに謝罪を入れることで、説明を聞いているときの相手は不安やストレスを軽減することができます。
自己判断で借金をしたり、しばらく黙っていたなら話さないまま共に生活したりしたときの、心苦しくなった気持ちを伝えましょう。
プレッシャーを与えないためにもまずは謝罪でワンクッション置くことが大事です。
お金を借りたときの罪悪感や、反省していることを落ち着いて伝えよう。
借金を作った理由
借金をした理由を伝えるとき、生活するうえで欠かせない出費があったためと説明すると納得してもらいやすくなります。
相談もなしに借金を作ったと聞くと、妻は不安に思うことでしょう。
これ以上少しでも不満や不信感を与えないために、どうやって理由を説明すればいいのか考えておくことが必要です。
例えば「やむを得ず生活費に充てた」「会社の上司の冠婚葬祭でお包みを用意しなければならなかった」といった、借金をするしかなかったことを伝えましょう。
ただし、ギャンブル依存症や浪費グセが治らず、問題を一人で抱え込んで結局借金を繰り返すようなら、協力してもらうためにも正直に話す必要があります。
そして無断で借金をしたのであれば、やむを得ない理由であっても謝罪の気持ちを表すことが大事です。
でも、色々な理由で何社も借金をしていて、一つ一つ詳しく説明するのが難しいんだよね…
そういうときは、書類を準備することで具体的に借金をした経緯がわかりやすくなりますよ。
- どこからいくら借りているのか
- 借りたその時々の理由
- 借金の総額はいくらなのか
以上の内容を記しておけば、傾向と対策を把握しやすくなります。
借金を黙っていた理由
借金をしても妻にしばらく話さなかった場合は、「家族のためと思い黙っていた」旨を伝えましょう。
借金をしていたという事実に加え、さらに黙っていたとなると「そんな大事な話をなぜ報告してくれなかったのか」と、不安を立て続けに抱くようになります。
妻に心配をかけたくなくて自分で解決しようとしていたことを伝える必要があるんだね。
今後の対策
報告するだけではなく、さらに今後について提案することをおすすめします。
少しでも先の不安を取り除くために、生活のやりくりや、法的な対策の仕組みを理解したうえで提案してみましょう。
主な方法は3種類にわけられます。
- 無駄遣いしない
- 不要な物は手放す
- 返済が難しいなら債務整理を検討する
無駄遣いしない
普段から浪費を繰り返すほど、借金がかさんでしまい、浪費グセがますますついてしまう悪循環に陥ってしまいます。
そうした無駄遣いの習慣を治せるように、日々着実に節約をしていくことが大事です。
妻に事情を話していれば浪費グセしないか見守ってくれそうだね。
ギャンブルをしているなら、少しずつでもしない習慣を身に着けましょう。
そして携帯電話や電気・ガスなどの料金プランが、必要以上に高額になっていないか確認することも節約のポイントですよ。
不要な物は手放す
少しでも足しになるように売れる物や捨てる物を探してみましょう。
断捨離を行うことで、今後買い物するときに本当に必要な物は何かを判断できるようになります。
自分にとって大事な物の優先順位がはっきりするんだね!
債務整理
債務整理は借金を減額したり免除したりすることで、債務者の生活を立て直すための法的処置です。
ただし、手続きの料金が発生したり、数年間は借り入れができなくなったりするといったデメリットがあります。
今後、どんな選択をすれば、どんなメリットやデメリットがあるのかを理解して、ちゃんと妻に説明しよう。
おっしゃる通り、妻と情報を共有することがポイントです。
さらに法律家の意見も交えながら相談して、自分たちに合った方法を検討されることをおすすめします。
まとめ
必ずしも、妻に借金のことを打ち明けなくてはいけないという訳ではありません。
内緒にする場合も、打ち明ける場合の理由を説明するときのポイントなどは次の通りです。
- 内緒に返済するには、借金の履歴がわからないようにすること。ローンがこれから必要か必要でないか見通しを立てる。
- 内緒のままだと解決が難しくて協力が必要なら打ち明ける。
- 打ち明ける際の肝心なことは、不安を与えないようにすること。
- 打ち明けるタイミングは子どもがいなくて二人で話せるときにする。
- プレッシャーを与えないためにもまず謝罪から入る。
- 借金を作ったのが仕方のない理由だと納得しやすい。浪費グセに常習性があるなら正直に言う。書類にすると今後の計画を立てやすくなる。
- 黙っていた場合は、家族に迷惑をかけたくなかった旨を伝える。
- 不安を取り除くためにも今後のことも話しておく。法的処置をとるなら法律の専門家と相談するのがおすすめ。
自分の落ち度が原因なのに、家族に負担をかけることをパートナーに話すのは辛いですよね。
しかし、伝えなかった場合のメリットだけではなく、デメリットも比較することで、自分や妻の今後について慎重に考えられるようになります。
この記事を参考にすることで、借金をしている旦那さんやそのご家族にとって最適な返済方法が見つかれば幸いです。
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