キャッシング審査は、属性情報も非常に重要です
キャッシングやカードローンなど、それら金融商品を利用するためには当然ですが、金融機関からの承認を受ける、つまり審査に通る必要があります。
この審査に通るためには、大きく以下の二つが金融機関の定めている審査基準を満たしている必要があります。
・属性情報とは 自分の氏名や住所、勤務先など
・信用情報とは 個人信用情報機関に登録されている現在及び過去の支払い情報
ですので、私たち金融商品の利用者で中々審査に通る事が出来ないという方は、何とか最初にして最大の難関でもある審査に通るために、自分の属性情報を整えたり金融商品の支払い実績を積み重ねたりしながら審査の対策を行う必要があります。
ただ、当サイトでは信用情報に関しては説明してきましたが、審査において重要なもう片方の属性情報についてはほとんど説明してこなかったので、今回の記事では属性情報について説明します。
信用情報の開示請求の方法は? 信用情報機関とは? 開示請求書について
キャッシング審査で見られる属性情報とは
金融商品の各種審査では、申込者の今後の支払い状況の予測を立てながら行います。
そのため、申込者の住所や氏名、勤務先などのいわゆる個人情報(これが属性情報)が詳細に審査される事になります。
属性情報なので、例えばゲームなどで武器に火属性がついているとか、水属性がついているっていうことがあると思います。
これでいうと、その武器が持っている特徴的な固有の性能が属性情報になります。
人に置き換えると、その人がもつ固有の特徴ということになるので、名前とか住所とか勤務先などがそれにあたりますので、これが属性情報になります。
そこで、審査の際に調査される属性情報について、注意するところがあるのですが、下記で説明しますので是非頭の中に入れておいていただければと思います。
審査される属性情報と申込書記入の際の注意点
姓名
これは読んで字のごとしでもあるように、申込者の氏名になります。
間違えると、最悪本人でないととらえられてしまうので、注意
金融商品の各種審査では、申込者が本人かどうかを確認するためにこの姓名は必要不可欠になりますので、申込書に記入する際には誤字脱字の無いように記入して下さい。
この姓名が間違っていると、多少なりとも審査時間が掛かってしまうことで審査が遅れてしまう可能性がありますので注意が必要です。
生年月日
この生年月日も読んで字のごとし、申込者が産まれた日付になります。
間違えると、最悪本人でないととらえられてしまうので、注意
そして、この生年月日も先程の姓名と同様に申込者が本人かどうかを確認するためには必要不可欠になりますので、申込書に記入する際には正確に記入して下さい。
また、この生年月日も間違っていると、先程の姓名と同様に審査に時間が掛かる可能性がありますので注意が必要です。
性別
この性別は男か女かの二者択一になりますので、正確な性別を記入して下さい。
法律上での選択でお願いします。
住所
この住所ですが、これは現時点であなたが住んでいる住所になります。
間違えたり違うものを書くとカードなど受け取り出来ませんので、注意
身分証明書に記載の住所を記入して下さい。この住所が間違っていると審査に時間が掛かる事はもちろんですが、カードを受け取る事が出来なくなる可能性がありますので正確に記入して下さい。
電話番号
キャッシング審査では、審査の際に本人確認のため自宅または携帯電話に本人確認の電話が掛かってくる可能性がありますので、日中確実に連絡が取れる電話番号を記入して下さい。
審査難易度の高いキャッシングになってくると、
携帯電話はNGとしている金融機関もありますので注意
また、以前は携帯電話のみの場合、審査では厳しくなる傾向がありましたが、最近では固定電話を持たずに携帯電話のみという申込者が増えてきていますので、あなたに自宅固定電話が無い場合には携帯電話番号でも可能です。
配偶者の有無
これは、申込者が独身か既婚かを判断するために必要な属性情報になりますので、正確に記入して下さい。
支出予測にも関係してきますから正確に書きましょう
居住形態
この居住形態は、申込者がどのような自宅(アパート)に住んでいるかを確認するために必要になりますので、自己所有なのか家族所有なのか、または賃貸マンションやアパートなのかを正確に記入して下さい。
ちなみに、キャッシング審査やカードローン審査は、基本的に以下のような順番が審査に有利になる傾向があります。
1.自己所有(戸建・マンション)
2.家族所有(戸建・マンション)
3.賃貸マンション・アパート
4.借家
5.間借り
それだけの所得・財産があるかも含めてみているんでしょう。
居住年数
審査は、申込者に万が一の事があっても連絡が取れるように申込者の定住性を重視しています。
ですので、この居住年数は多いに超した事はありません。
その理由としては、居住年数が短い人は転居(引っ越し)を繰り返している可能性が高く、万が一の事態になっても連絡が付かない可能性があるためです。
繰り返さないといけない理由があると勘繰られてしまいます。
一般的に居住年数は1年以上あった方が良いとされています
ただ、住宅を新築した、新卒で居住年数が短いという場合には居住年数が短くて当たり前になりますので、1年以内でも審査に通る可能性があります。
年収
一番わかりやすいですが、年収もキャッシングの審査に影響を与えますので、とても重要な属性情報になります。
一般的には最低200万円以上で300万円前後であれば審査で問題になる事は無いようです
もっとも、収入と債務の割合次第では、例え年収が300万円あったとしても審査に通らない可能性は十分考えられます。
また、キャッシングは多額の借入が可能なカードローンでも、ある一定の借入金額以下であれば収入証明の提出が不要になりますので、現在の年収に多少下駄をはかせる事は可能です。
下駄のはかせすぎは注意
現在の年収とあまりにもかけ離れた年収、例えば年収300万円を500万円と記入してしまうと、審査の際に疑問に思われる可能性が高くなりますので、やめておいた方が良いです。
というのも、金融機関では申込者の年齢や勤務先の規模などから「申込者の年収がどれくらいなのか?」を予測する事が可能だからです。
年収に下駄をはかせるにしても、年収280万→年収300万円程度に抑えておいた方が良いです。
■勤務先
この勤務先は、現在あなたが勤務している勤務先について間違いの無いように記入しましょう。
自営業の方は屋号です。
■勤務先電話番号
この勤務先電話番号ですが、これは申込者本人がきちんと申告された勤務先に勤務しているのかを確認するために金融機関から電話が掛かってくる場合がありますので、間違いの無いように記入して下さい。
間違えて入れると、連絡がつかないので確認が取れませんって最悪だめになるので注意
勤続年数
この勤続年数ですが、年数が多い方が勤務先に安定して勤務する事が可能であるとみられ、年収が安定していると考えられますので、勤続年数は多い方が審査では有利になる傾向があります。
1年以上あった方が望ましい
ただ、新卒の方は勤続年数が短くて当たり前になりますので、新卒の方は半年程度で大丈夫です。
勤務形態
この勤務形態は、申込者が会社員なのか?アルバイトなのか?派遣社員なのか?を確認するための属性情報になりますので、現在のあなたの勤務形態を正確に記入して下さい。
ちなみに、この勤務形態ですが、一般的には以下順で有利になります。
1.公務員
2. 会社員
3.契約社員
4.派遣社員
5.自営業・自由業
6.パート・アルバイト
7.年金
8.学生
ただ、この順番ですが金融機関によっては違う場合もありますので、あくまで参考程度に考えていただければと思います。
もっとも公務員は年収が安定していますので公務員が1位なのに変わりはありません。
それと、この勤務形態ではパチンコ店の店員や風俗業に勤務している方など、公序良俗に反していそうな職業や無職の方は審査で不利になる傾向が高いため注意が必要です。
ここまでが各属性情報になりますが、これらの中でも重要なのが以下です。
・居住形態、居住年数
・年収、勤務先、勤続年数、勤務形態
です。
これらの属性は、申込者の安定性を図るために重要視されるので、一定以上に保つ必要があります。
まとめ
・審査には、信用情報と属性情報が使われる
・属性情報とは?
・属性情報記入の注意点
ちょっとした会員証を作る時でも電話番号を間違えたりすると、確認が取れなくて作れないとこがあるので、自分に関する情報は正確に書きましょう。
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