ハウスカードはクレジットカードの種類です
私たちが今住んでいる日本で発行されているクレジットカードには、消費者金融系や流通系、信販系や銀行系、さらには独立系など、いろいろな系統に属しているカードがあります。
「クレジットカード」と検索してみると、いろいろな種類がありすぎてどれを選べばいいのか悩んでしまう事もありますよね。
そして、これらの各種系統から発行されているカードにはVISAやMasterなどの国際ブランド付きの他にハウスカードと呼ばれているものがあります。
「ハウスカード」を初めて聞いた
普段クレジットカードを利用している人の中には、ハウスカードという名前を知らない人も多いかも知れません。
このハウスカードですが、名前から推測するにあたってはハウス＝家になるため、ある一定の範囲でしか利用する事が出来ないカードに思えますが、実際にはどのようなクレジットカードなのでしょうか？
ハウスカードとは？
ハウスカードってなに？
「ハウスカード」と言う言葉が、聞きなれないという人も多いかもしれません。
このハウスカードは、簡単に言えばクレジットカードの種類の1つです。
クレジットカードのように、多くの場所で使えるわけではなく、このカードが利用できるのは、発行された企業や系列の企業、店舗だけです。
ハウスカードはどこで申込をするの？
ハウスカードはどこで使えるの？
ハウスカードを発行している場所、使える場所としては、例えば、スーパーマーケットやガソリンスタンド、百貨店などがあります。
ただ、利用できる場所が制限されていることによって、使う頻度や利用額が伸びないので、発行する側もメリットが少ないです。
そのため、百貨店などもブランド付きのクレジットカードと提携している事が多くなり、ハウスカードの発行数は減りつつあります。
ハウスカードは利用場所限定のカードです
使える場所が制限されているカードなのね
このハウスカードには、良くあるクレジットカードにVISAやMaster、JCBなどのブランドが付いていません。
例えば、スーパーマーケットA店で発行されたハウスカードは、B店のガソリンスタンドでは使えないというように、ハウスカードの発行会社とその系列会社のみで利用可能な、ある意味利用箇所が制限されているカードになります。
どこでも使えるわけではないので少し不便だね
利用箇所が制限されていますので、VISAやMaster、さらにはJCBなどのブランド付きカードと比べると利便性では劣ってしまいます。
さらに言えば、VISAやMaster、JCBなどのブランドが付いていませんので、当然ですが日本はもとより世界各国のVISAやMaster、JCB加盟店での利用は出来ません。
もっとも、ハウスカード自体にはVISAやMaster、JCBなどのブランドロゴが入っていないので、一目でそれらブランド加盟店での利用が出来ないという事は分かると思います。
ただ、そこはハウスカードなのでひとまず利便性は二の次に置いておき、審査に不安のある人が気になっているこのハウスカード審査が一般的なカード審査に比べてその基準が低くなっている傾向があるのです。
ハウスカードもクレジットカードのように、クレジットヒストリーを積み重ねることができるんだね
さらに、このハウスカードは発行会社及びその系列会社での利用に限定されますが、ハウスカード＝クレジットカードになるため、利用に応じて審査で重要になってくるクレジットヒストリー（以下クレヒス）が積み重なってきます。
ですので、このハウスカードは現在信用情報にクレヒスが無い、またはクレヒスが少ないという方にとってはクレヒス修行用としてお勧めのカードとなっています。
ハウスカードの審査状況はこうなっています
このハウスカードは、先ほどにも説明したように、発行している金融会社自社及びその系列会社でのみの利用に制限されている＝利用範囲が限定されています。
この利用範囲が限定されているという事は、つまりそれだけ決済に対するリスクも不特定多数を対象としている一般のクレジットカードよりも限定される事になります。
もっとも、一般的なカードの利用範囲は日本はもちろん世界各国になっているのと比べると、自社及び系列会社のみの利用ですから、かなりその範囲は限定的と言えます。
ハウスカードの審査ってどうなの？
そして、決済リスクが限定されているという事は、結果としてハウスカード審査は他の一般的なクレジットカード審査よりもその基準が低くなっているのが現状です。
逆に言えば、一般的なカードと同じ基準で審査を行えば、一般的なカードの方が各種特典や利便性の面で魅力的なため、顧客が集まらないリスクがあります。
ハウスカードはクレジットカードだけれど一般的なカードよりは審査が通りやすいんだね
ハウスカードの利用実績が今後の審査で有効になる事があります
利用が制限されているハウスカードとは言っても、クレジットカードと同様に代金後払いで商品を購入する事が可能です。
なので、その支払い実績はクレヒスとして、個人信用情報機関の信用情報に積み重ねられる事になるため、クレヒス入門としては最適のカードと言えます。
さらに、ハウスカードを発行しているクレジットカード会社がVISAやMaster、JCBなどのブランド付きカードも発行しているのであれば、ハウスカードで実績を作る事によってその金融会社から信用を得る事が出来ますよね。
そのため、その後ブランド付きのカード審査では優遇される可能性が高くなります。
ハウスカードでクレヒスがよくなれば後にクレジットカードが作れるかも
ですので、現在個人信用情報機関の信用情報に事故情報が登録されているという方は、まずは開示請求を行い信用情報から事故情報が削除されたことを確認してからハウスカード審査に申込を行ってみて下さい。
その後、無事審査に通りカードが発行されたら利用実績を積み重ねて信用力をアップさせて、その後ハウスカードを発行しているクレジットカード会社のブランド付きカードに申し込むという流れが良いかと思います。
ちなみに、現在の日本では、ハウスカードからVISAやMasterなどの国際ブランド付きカードへのアップグレードが可能なものがあります。
代表的なものとして、日産カード（ハウス）やコスモザカードハウスなどがあります
クレジットカード審査に不安のある方はこのハウスカードでの実績作りも検討する事をお勧めします。
このように、ハウスカードで良好な利用実績を積み重ねておけば、その後同じクレジットカード会社が発行しているブランド付きのカード審査に通る可能性が高くなりますので、審査に通らない人はこのアップグレードの利用はブランド付きカード取得への近道になります。
まずはハウスカードの審査に申込をしてみよう
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まとめ
ハウスカードとは、利用できる場所が限定されているクレジットカードの1つです。
ハウスカードの特徴としては、次のような事です。
- カードにVISAやJCBのようなブランドが付いていない
- ハウスカードを利用することで割引やポイントサービスが受け取れる
- 一般的なクレジットカード審査よりも審査基準が低いので発行してもらいやすい
- クレジットヒストリーが積み重ねられる
一般のクレジットカードは審査が通らないけれど、何かクレジットカードが欲しいと考えている人にお勧めなのが、このハウスカードです。
ただし、使える場所は制限されているので、自分がよく利用する場所なのかを考え、必要なハウスカードの審査を申込ましょう。
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