金融機関からお金を借りる場合、テレビCMやインターネット、各種新聞や雑誌などからどのキャッシングやカードローンが自分にとって有利なのか?利用しやすいのか?などの点について考慮してから審査に申し込む事になると思います。
昔はテレビCMやインターネット、新聞、雑誌などに大量の消費者金融系キャッシングや銀行系カードローンの広告がたくさん出ていたわよね。
現在では消費者金融系会社が減少した影響かその露出度は下がっていますが、それでも多くの広告が出ていますよね。
利用者様にとっても、今もなお、目的のキャッシングやカードローンを探すには良い環境だと思われますよ。
そうね。
でも色々ありすぎてどれが良いかがわからないこともあるわ…
そうですね。
ただ最低限の基準判断の一つとして
どこかしらの掲示板や電柱などに貼ってある、携帯電話番号しか記載の無いキャッシング広告は危ないのでやめた方が良いです!
今回の記事では、このように私たちがキャッシングを利用する場合に注意するべきこととして、
借りた後に後悔しないよう申込前に確認すべき項目
を説明します。
審査なし?ヤミ金業者には注意!キャッシングは審査はあります!
上限金利は金融機関によって違う
利息制限法や出資法による上限金利は20%なので、現在の消費者系や信販系、さらには銀行の貸出金利は20%が上限となっています。
上限金利の20%を超えて貸し出ししている金融業者は違法業者です!
絶対に借入しないで下さい!
利息制限法による上限金利では、貸出金額に応じてさらに細かく制限されているのです。
- 元金が10万円未満→金利20%
- 元金が10万円以上100万円未満→金利18%
- 元金が100万円以上→金利15%
このように、利息制限法では上限金利が3段階で定められていますので、金融機関ではこの制限を超えないように金利の設定を行っています。
大手金融機関の金利
各金融機関によって金利が違うと思ったことはないでしょうか?
法律によって上限金利というのは決まっていますが、それはあくまで法律上だけであって各金融機関によって上限金利が違います。
そこで、下記に大手金融機関の金利をいくつか記載しましたのでご覧下さい。
消費者金融系 | アコム | 年利3.0%~18.0% |
消費者金融系 | アイフル | 年利4.5%~18.0% |
消費者金融系 | プロミス | 年利4.5%~17.8% |
消費者金融系 | モビット | 年利3.0%~18.0% |
消費者金融系 | レイク | 年利4.5%~18.0% |
銀行系 | 三井住友銀行カードローン | 年利4.0%~14.5% |
銀行系 | 三菱東京UFJカードローン | 年利1.8%~14.6% |
銀行系 | みずほ銀行カードローン | 年利4.0%~14.0% |
※三菱東京UFJ銀行のカードローンはバンクイック、みずほ銀行カードローンはコンフォートプラン
いかがですか?各金融機関によって金利に差がありますよね?
特に、消費者金融系と銀行系とでは下限金利にはあまり差が無いものの、上限金利には少し差がある事が分かります。
この金利差が消費者金融系と銀行系との大きな違いとなっていますので、あなたが今後キャッシング審査に申し込む場合、これらの上限金利も考慮した上で申し込む事をお勧めします。
金利は下限金利よりも上限金利が重要
先程の表を見ていただければ分かりますが、キャッシングやカードローンでは年利3%~18%というように、金利に幅を持たせて記載している金融機関がほとんどです。
この理由としては、キャッシングやカードローンでは貸出金額によって下限金利や上限金利が異なっている場合がほとんどなので、金利に幅がある事は当たり前になります。
金融商品を利用する側の方としては、金利が低いに超した事は無いので上限ではなく下限金利(この場合は3%)を重視する傾向があるのですが、そこは改めた方が良いですよ!
というのも、キャッシングやカードローンの金利というものは、サイトやパンフレットなどに記載されている金利の範囲内で、申込者の審査によって金融機関が決めているからなのです。
つまり、この金利は申込者によって異なっているのです。
さらに言えばこの金利、最初は上限金利が適用される可能性が非常に高くなります!
キャッシングやカードローン審査に申し込む場合、最初は上限金利が適用されると思って申し込む事をお勧めします。
一定期間の無利息サービスがあるキャッシングを活用すると良い
基本的にキャッシングやカードローンでは、利用した金額に応じて1ヶ月ごとに利息が付くことになります。これは、金融機関が慈善事業でお金を貸している訳ではありませんから仕方の無い事です。
ただ、これが一部のキャッシングでは、一定期間無利息サービスという特典が付いているものがあり、この商品を利用する事で利息無しでお金を借りる事が出来ます。
もっとも、キャッシングを利用するたびに一定期間無利息サービスを付けていたら金融機関が破綻してしまいますので、この無利息サービスは初回利用時のみという制限が付きます。
しかし、キャッシングの利息(金利)は年18%前後になっていますので、これが一定期間無利息になるのであれば、使わない手はありません。
キャッシングの利息を減らす方法はこちら! 利息について解説!
まとめ
- 利息制限法や出資法による上限金利は20%
- 上限金利の20%を超えて貸し出ししている金融業者は違法業者
- 法律によって上限金利は決まっているが、各金融機関によって上限金利は違っている
- 消費者金融系と銀行系とでは下限金利にはあまり差が無いものの、上限金利には少し差がある
- 金利は申込者によっても異なっていて、最初は上限金利が適用される可能性が非常に高い
- 一部のキャッシングでは初回時のみ一定期間無利息サービスという特典が付いているものがあり
キャッシングをするにあたって、金利の知識を勉強することはとても重要です。
業者によっても、金利は異なるので事前の下調べはきちんと行いましょう!
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