キャッシングやカードローンを利用するためには、金融会社が定めている審査に通る必要がありますが、審査に通ってしまえば利用限度額の範囲内でいつでも気軽に素早く現金を引き出すことが可能となっています。

急な出費でお金がない!
給料日まで日にちがあるが少しお金が足りなくなりそうなのでお金を借りたい!
という時には、消費者金融のキャッシングや銀行カードローンが役に立ちますよね。

消費者金融のキャッシングや銀行カードローン…。
その二つって何か違いがあるの?
皆様は消費者金融キャッシングと銀行カードローンには違いがあるのをご存知ですか?

消費者金融のキャッシングや銀行カードローンは、それぞれにある程度の審査基準があります。
なので、申し込む方によってはキャッシングの方が、またはカードローンの方が良いという場合があります。
今回の記事では
消費者金融キャッシングと銀行カードローン
について説明していきます。
キャッシングとカードローンの選択は?
以前と比べて近年の消費者金融キャッシングや銀行カードローンは、提携ATMの増加やネット申込の普及などによって、いつでも気軽に素早くお金を借りる事が出来るようになっています。
今や大手消費者金融の最短審査30分は当たり前、さらに即日融資可能なキャッシングも増えてきていますので、急な出費があった時には素早くお金を借りる事が出来る事でしょう。
しかし、素早くお金が借りることができて、どちらにも手を出しやすい分、今度は逆にどこでお金を借りるのが良いのかもわからなくなってしまいますよね。
ここでは、審査申込をする際、どのような状況にいる方がキャッシング又はカードローンが向いているかを両者別に挙げていきます。
消費者金融のキャッシングが良い方
- 年収200万円未満の方
- パートやアルバイト、自営業の方
- 勤続年数1年未満の方
以上の条件に当てはまる方は、いきなり銀行カードローン審査に申し込んでも通らない可能性がありますので、まずは消費者金融のキャッシングに申し込む事をお勧めします。
銀行カードローンが良い方
- 年収200万円以上の方
- 正社員の方
- 勤続年数1年以上の方
以上の方は、まずは銀行カードローン審査に申し込んだ方が良いかと思います。
その理由としては、消費者金融のキャッシングよりも銀行カードローンの方が金利が低く利用限度額も高いからです。

カードローン審査に通る可能性があるにも関わらず、最初からカードローンよりも金利が高く利用限度額の低いキャッシング審査に申し込むよりは最初からカードローン審査に申し込んだ方が良いです。
また、現在の借入総額が年収の1/3以上の方は消費者金融のキャッシングに申し込んでも審査で落ちる事になりますので銀行カードローンしか選択肢はありません。(後ほど説明)
消費者金融のキャッシングと銀行カードローンの違いは?
消費者金融のキャッシングと銀行カードローンの違いはいくつかあります。
在席確認の方法、金利、無利息機関の有無だったり、即日キャッシングの可不可。
しかし決定的な違いは総量規制(=年収の1/3を超える貸金が原則禁止)だと思います。
両者は適応されている法律が異なっており、消費者金融は総量規制が含まれる貸金業法、銀行の場合は銀行法が適応されています。

消費者金融に適応されている貸金業法には、年収の1/3を超える貸付を禁止しているため、貸金に限度がりますが、銀行の場合はそのような決まりがないので、審査に通過さえすれば総量規制関係なくお金を借りることができるというわけです。
ただ、これはキャッシングやカードローンを利用するためには当たり前の事になりますが、必ず前もって利用計画を立ててからこれら金融商品を利用するようにして下さい。
いつでも気軽に素早く現金を引き出すことが可能だからと言って、利用計画無しにどんどん借入ばかりしていたらあっという間に返済不能に陥る可能性が高くなります。
まとめ
- 消費者金融の年収200万円未満の方、パートやアルバイト、自営業の方勤続年数1年未満の方、は銀行カードローンに通らない可能性が高いので消費者金融向き
- 年収200万円以上の方、正社員の方、勤続年数1年以上の方は銀行カードローン向き
- 消費者金融のキャッシングよりも銀行カードローンの方が金利が低く利用限度額も高い
- 消費者金融のキャッシングと銀行カードローンは、在席確認の方法、金利、無利息機関の有無だったり、即日キャッシングの可不可などにおいて対応が異なる
- 両者は適応されている法律が異なり、消費者金融は総量規制が含まれる貸金業法、銀行の場合は銀行法が適応されている
- 貸銀業法には総量規制が含まれているので、消費者金融を利用する際は1/3を超える額の貸金は不可能
キャッシングや銀行カードローンのいずれかに申し込む場合でも、あらかじめしっかりした利用計画を立ててから申し込んで下さいね。
行き当たりばったりの利用だと、みるみるうちに債務が膨らんでしまい、結果債務不履行になる可能性が高くなりますので注意が必要です。
コメント