毎月のお給料が入っても、気がつけばお金が足りない…。
無駄使いしているつもりはないんだけど、毎月赤字なんだよね。
以前は私もそうでした。
でも、その状態から抜け出すことができました。
どうやって抜け出せたかというと、「トレーダー思考」というものを使ったからです。
その「トレーダー思考」と実際の私の体験談を紹介します。
ただ、長くなってしまうので、前半と後半に分けてお伝えしようと思います。
まずは前半の「トレーダー思考」についてお伝えします。
毎月赤字から月4万円貯金へ変わったトレーダー思考とは?(後半)
「トレーダー思考」について
そもそも「トレーダー」とは何?
「トレーダー思考」と聞くと、FXなどの取引をしている人の思考法かな?と思われるかもしれません。
そもそもトレーダーとはどのような人をいうのでしょうか?
「トレーダー」とは、「トレードする人」だよね。
じゃあ、「トレード」って何ですか?
trade(トレード)とは?
(自動詞)1.商う、取引する、貿易する。2.交換する。3.買い物をする。
(他動詞)1.(ものなどを)交換する。2.(ものなどを)(人と)交換する。
weblio英和辞典より
あれ?日本で使っている「トレード」という意味と随分違うね。
そうなの。「トレードとは取引する、交換する」という意味もあるの。だとしたら、トレーダーとは取引する人、交換する人と訳すのが正しいのかもしれないわ。
英語では、日本で使われているより相当広い意味として、使われているんだね。
私達は何を取引・交換しているのか?
「取引先」という言葉から連想できるように、「取引」という言葉は、ビジネスの世界の言葉に聞こえます。
しかし、実際には、私達すべての人はなにかしらの取引や交換をしています。
それは、大きく分けて、2つのことをしています。
1つはお金を使っての取引や交換です。
お金と交換に欲しいものを手に入れています。
食べ物が欲しかったらスーパーに行って、お金の交換して食料を買っているね。
確かに、だいたいのものはお金と交換しているわね。
もう1つは時間を使っての取引や交換です。
時給で働くのがそうかな?
そうね。
働いた時間と交換にお金をもらう、という取引をしているわね。
「トレードオフ」という考え方
「トレードオフ」という言葉があります。
この「トレードオフ」が分かると、トレードの「交換する・取引する」という意味の理解が深まると思います。
トレードオフって聞くと、難しそうな言葉だって思うな。
そういう印象を持ちますね。では、具体的に説明します。
今回は経済学からと、時間についてのトレードオフについて説明します。
経済学からみた「トレードオフ」
今回、給付金として一人10万円もらえます。
その使い方について考えてみましょう。
もし、10万円を貯金するとします。
そうすると、1円たりともなにかを買うことが出来ません。
また、3万円を豪華な食事をするのに使ったとして、残りのお金で旅行に行ったとします。
その場合は、貯金はできないし、洋服を買うことは出来ません。
1つを選択すると、他のすべての選択ができなくなる。
これが、トレードオフです。
確かに。なにかに使ったら、他では使えないものなぁ。
もっと何か欲しいものがあるのなら、使えるお金を増やすしか方法はないわね。
時間からみた「トレードオフ」
時間に関しても、1つの選択すると、他のすべての事が選べない、ということが起こっています。
例えば、寝ている時に、食事をすることはできません。
また、車を運転している時に、本を読むことは出来ません。
でも「ながら」で、できることもあるよね。
テレビを見ながら勉強する、
食事しながらおしゃべりする、
などが挙げられるわね。
でも、話すのに夢中になると、食べた物の味ってわからないよね。
2つ以上のことを同時にすることを「マルチタスク」と呼びます。
この「マルチタスク」は、1つのことをするより、集中力が落ち、とても疲れます。
先程の例にもあるように、話す事に集中すると、もう1つの事(食事を味わうこと)には、まったく集中できていません。
その事に関しては、こちらの記事が分かりやすくまとめてあるので、よかったら御覧ください。
実際は、ふたつ以上のことを同時にやっているようでも、脳は瞬間瞬間で1つを選んでやっているようです。
言い換えると、1つのことをやった次の瞬間に別のことをしている、ということです。
結局、1つのことしか選べない、選択できないということが分かります。
「トレーダー思考」の特徴について
先程の10万円の使い方に関していうと、色々と考えられますが、選べるのは一個です。
自分自身の収入に対しての使いみちも、たくさんの選択肢があります。
でもどう使うのかは1つに絞られ、どの選択肢を選んでいくのは、人それぞれです。
この選ぶ時の基準としての思考法が「トレーダー思考」です。
トレーダー思考という言葉を作ったのは、タナカミノルさんという方です。
この方は、元々FXトレーダーを育てるセミナーの講師をしていました。
タナカミノルさんについての詳しいことはこちらを御覧ください。
…でトレーダー思考ってどんなものなの?
「今選択できるものの中で、一番良いものを選んでいく」という考え方ね。
そして、「うまくいっていないことを減らして、うまくいっていることを増やす。」というものよ。
たとえば、「借金がある」というのは、「入ってくるお金より、出ていくお金が多い」という状態を表します。
それは、うまくいっていない状態です。
それを減らすにはどうすればいいでしょうか?
2つ考えられます。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
とてもシンプルですよね。
お金に使い方にフォーカスしたトレーダー思考について、具体的に実践したものを後半としてご紹介します。
まとめ
私が使ったトレーダー思考についてご紹介しました。
・トレーダーとは、取引する人、交換する人、という意味。
・人はみな、お金や時間と交換してなにかを得ている。
・トレードオフとは、1つを選択すると、他のすべての選択ができなくなる。
・トレーダー思考とは、「今選択できるものの中で、一番良いものを選んでいく」という考え方で、「うまくいっていないことを減らして、うまくいっていることを増やす。」というルールに基づき、考えて行動していく。
・実践した方法は後半で詳しくお伝えします。
FXをする人もしない人も、このトレーダー思考を使うと、よりよい人生が送れるのでは?と思い、ご紹介させていただきました。
具体的にどんなことをやったのか、興味ある方は引き続き、後半(実践編)を御覧ください。
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