ギャンブル、FX、株式投資、仮想通貨…、このようなものに手を出して思うような結果を得られず借金を背負ったり、事業に失敗して返済地獄に陥ってしまったり、人それぞれ色々なきっかけがあると思いますが、借金がある状態がつらいのはみんな一緒だと思います。
しかし、その借金の完済が成功すれば、人生はがらりと変わるでしょう。
今回の記事では、500万円の借金を返済し、借金地獄から脱却成功した男性のお話をします。
借金癖は心の病?!依存症に陥ってしまう前に引き返す勇気が必要!
なぜ借金地獄に陥った?
彼が、借金地獄に陥ったきっかけはネットワークビジネスです。
ネットワークビジネスというのはマルチ商法の仕組みを用いたビジネスです。
法律には違反していないけれども、多額のお金を払い込んでハマってしまう人が多く、世間からは倦厭されていますよね。
しかし、販売員もバカばかりではありません。
口が達者で、購入者に上手に商品を進め、販売員として勧誘をしたりします。
彼は、彼らの上手な誘いに乗り、販売員としてネットワークビジネスを始めました。
しかし、ネットワークビジネスはそう簡単にうまくはいきません。
消費者金融に手を出し始めたのも、そのビジネスを始めてすぐでした。
始めは生活資金として借り始めましたが、収入が圧倒的に少ないので、借金を返済するためにまた別の金融会社に頼るという借金地獄に陥ったのです。
気づいた時には、借金額およそ500万円。
借金から目を背けてはだめ、現実と向き合う
みなんさんが知りたいのは、きっとこれですよね。
彼が500万という多額な借金をどう返済したか?
まず一番最初にしたことは現実に目を向けること。
現状を把握したのです。
当時の彼の頭は、常に返済のことでいっぱい。
不安感や焦燥感に苛まれストレスは増大。
借金を抱えていることが既にストレスなのに、全く減らない返済額で後に精神は崩壊。
彼の返済額が一向に減らなかったのは、ネットビジネスが全く成功しないたので、借金を返済する分のお金をまた別の金融会社から借りていたからです。
それは一時的な解決であって、その場しのぎでしかないのです。
そんなことを続けていても借金は減らないし、むしろ金利などの関係で返済額は増える一方。
彼は現実に目を向けました。
自分の借金がなぜ全く減らないかはすぐわかることでした。
毎月の収入と支出、そして月々の借金返済額のバランスが保たれていなかったからです。
借金を返す為の行為そのものが借金に拍車をかけていることや、まったく儲からないネットビジネスをいつまでも続けていたこと、これらの積み重ねが彼を更なる苦境に追いやっていったのです。
その後、彼は安定した収入を得るため転職をしました。
一生懸命働きました。
また、月々の出費は月々の収入から返済額を差し引いたものがマックスでそれ以上のお金を使うことは禁止。
月々の出費とは光熱費や食費等の生活費も含まれています。
人間は、誰しも生活水準を下げることが難しいと言われていますが、彼もその例外ではなく、初めは苦戦したそうです。
エアコンも電気も極力つけないようにしたり、食事も簡素なものに、また家賃を抑えるために安い部屋に引っ越しました。
借金の返済に向き合ってから彼はとてもストイックになったように感じます。
彼が借金の完済に成功したのは、彼が強いメンタリティを持っていたからと言っても過言ではないでしょう。
しかし、その強さは初めから持ち合わせていたものではなく彼が彼自身で鍛え上げたものらしいです。
金の乱れは心の乱れ、メンタルを強くして借金返済
冒頭でも述べましたが、借金を背負うことって本当にしんどいと思います。
彼も最初はそうでした。
一生懸命働いて得たお金は借金の返済に充てられるので、無駄な出費を抑えるために生活の自由度はかなり低くかったそうです。
生きていて楽しいことなんて一つもなかった。
と言っていました。
しかし、何を思っても借金を背負っている事実は変わらないし、減ることもありません。
彼は前を向き続けました。
労働を最大化にし、収入を増やしました。
収入と支出の計算をして返済計画を立て、「こんなに働いたのにまだまだ…。」という絶望感を避けるために、あらかじめ借金返済の困難さを心構えたのです。
彼は精神状態が乱れたら終わりだと思っていたので、常に状況整理をして現状を把握し、先を見ていました。
漠然とした不安が人を闇に落とすのです。
だからこそ、その不安要素を全て可視化し明確に捉えることを心がけていました。
何年かはかかりましたが、そうして彼は借金の完済を成功させたのです。
まとめ
- 辛い現実から目を背けずに受け止めることは大切
- 借金の完済するにあたって肝となるのは精神状態を不安定にさせないこと、自分を意失わないこと
- 漠然とした不安は人を更なる不安に陥れるので、状況を整理し明確に把握することが大切
人それぞれ背負っている辛さしんどさの重みは違うかもしれませんが、辛いものは辛いし、しんどいものはしんどいですよね。
借金の完済方法も色々あると思いますが、当記事では精神状態を良好に保ち自分を見失わない大切さを感じ取っていただけたらと思います。
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