スコアリングとクレジットカード審査との意外な関係とは?

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クレジットカードを作る際に必ず受ける審査ですが、この審査に通るかどうかは、信用情報や属性情報が大きく影響します。

そして、この審査では実はスコアリングという手法が使われているのをご存じでしょうか。

 

スコアリング?

あんまり聞いたことないなぁ・・・。

 

そこで、今回はスコアリングについて説明していきます。

そして、このスコアリングとクレジットカード審査の関係についても解説していきます!

これから、クレジットカードを作りたいという人にも参考になると思いますので、読んでみてください。

 

 

キャッシング審査に通りやすい人は? 審査に通りやすい特徴を紹介!

クレジットカード審査とスコアリングの関係について

 

クレジットカード審査では、個人信用情報機関に登録されている信用情報と、申込者の属性情報も調査されます。

 

属性情報とは、申込者の現況を調査した情報の事で、住所や氏名、居住年数や勤続年数、電話番号などです。

 

一方、信用情報とは、申込者の現在及び過去においてのクレジットカードやキャッシングの利用・支払い履歴などが該当します。

 

これらに加えて、さらにカード会社の独自のデータなどを参考にして、カード発行の可否を判断しているのです。

 

 

カード会社は、

属性情報、信用情報、カード会社独自の情報の3つを使って、カード発行の可否を判断しているのか。

 

 

そのため申込者の属性情報(居住年数や勤続年数・年収など)や信用情報(現在及び過去に延滞や重大な金融事故が発生の有無など)に問題がある場合には審査に通らない可能性が極めて高くなっています。

 

この審査で使われる属性情報ですが、一言に属性とは言っても申込者によって様々です。

 

そこで、審査ではスコアリングという手法で申込者の属性を点数化して、その結果を審査結果に反映しているのです。

 

このスコアリングの結果、点数が一定上の場合のみ審査を通過できます。

 

 

属性情報をスコアリング=点数化して、合格点を取らないと審査は通らないってことだね。。

 

ちなみに、現在及び過去に金融事故を起こしているのであれば審査に通らないのは当たり前と言えます。

 

なので、そういった場合には個人信用情報機関の信用情報から事故情報が削除されるのを待ってからクレジットカード審査に申込を行うようにしましょう。

 

スコアリングとは

 

このスコアリングですが、名称からも分かるように申込者の属性情報に点数を付けていく方法になります。

 

自分の属性に点数がつけられるってどういうこと?

 

このように、今一つ良く分からないと思う櫃も多いかもしれません。

 

もっとも、私も初めてこのスコアリングの事を知った時には、

 

スコアリング???

 

というような具合に「頭の中が???」になりましたが、その中身を知ると「なるほど、これは効率的で単純明快な審査方法だな」と思いました。

 

このスコアリングは具体的にどんなものでしょうか。

例えば、居住年数で言うと、

1年⇒5点、2年⇒7点、3年⇒10点

というように、内容によって点数をつけていくのです。

 

そして、このスコアリングの合計が、クレジットカード会社の定めている基準を上回っていればOKですが、下回っていれば審査に通らない可能性が極めて高くなります。

審査ではスコアリングが全てという訳ではありませんが、かなり重要な要素となっています。

 

スコアリング=属性の点数化と覚えておこう!

 

スコアリングの具体例

スコアリングは下の表のようなイメージで各項目に点数をつけていきます。

属性項目 申込者の情報 点数
年齢 30歳 6点
電話の種類 携帯電話 7点
居住形態 賃貸アパート 5点
居住年数 3年 7点
職業 会社員 5点
役職 一般社員 5点
年収 300万円 5点
他社借入 30万円 3点
合計点数   43点

 

各属性の内容によって各クレジットカード会社によって決まられた点数を付けていき、その合計点数によってOKかNGかが決まるという、とてもシンプルかつ合理的な方法になります。

スコアリングはクレジットカード会社によって異なっている

 

先程にも少し触れましたが、「スコアリングの点数の付け方=どの属性を重要視しているのかはクレジットカード会社によって異なります。

 

なので、クレジットカード審査では「勤続年数が○年、年収が○万円」だったら大丈夫という事は一概には言えません。

 

例えば、年収:300万円、勤続年数:3年の人でも以下の様にスコアリングの評価が異なることがあります。

 

・A社(年収を重要視)の場合  →年収300万円=5点、勤続年数3年=5点

・B社(勤続年数を重要視)の場合→年収300万円=5点、勤続年数3年=7点

 

という感じでスコアリングに差が出る場合があるのです。

 

 

もっとも、クレジットカード会社によって、求めている顧客層には大きな違いがあるため、カード会社全体で決められた審査基準というものは存在しないのです。

(ちなみに、決められた審査基準はありませんが一般的な審査基準はあります。)

 

クレジットカード会社によってスコアリングで重視されている属性が異っていることからも、クレジットカード審査には絶対や100%が無いという事が分かっていただけるのではないでしょうか?

 

ですので、ネット上で「必ず」、「確実」になどというフレーズで勧誘しているサイトやブログなどがあっても、耳を傾けない方が良いです。

 

 

キャッシング審査で重要なクレヒスって何? 審査との関係は?

まとめ

 

・カード会社はクレジットカードの審査で、「属性情報」、「信用情報」、「カード会社独自の情報」の3つを調査している。

・属性情報を点数化し評価することをスコアリングと呼ぶ。

・このスコアリングの結果が基準点以下の場合は審査に通らない可能性が高くなる。

・「スコアリングの点数の付け方=どの属性を重要視しているのか」がカード会社によって異なっている。

・クレジットカード会社によってスコアリングで重視されている属性が異っていることからも、クレジットカード審査には「絶対」や「100%」が無い。

 

以上、スコアリングとクレジットカード審査について説明してきました。

どのような考えで、各クレジットカード会社が審査しているかが分かれば、審査に受からなかったら「自分に何か問題があるかも?」と考えるきっかけになると思います。

 

そうすれば、「無暗やたらに申し込みして、審査に落ちる」ということも避けられるでしょう。

これは結局、自分の信用情報を守ることにつながるのです。

 

 

 

 

 

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