クレジットカードの審査に落ちたから、ETCカードが作れない
そう思っていませんか?
クレジットカードとETCカードは本来セットで作るもの。私も少し前まではそう思っていました。
でも、ちょっと待ってください。
現代では、審査なしでETCカードを作ることができます。
そもそもなぜ審査に通らないのか
ETCカードを作るためにクレジットカード会社に審査をお願いして落ちた経験はありませんか?
理由も分からないまま、ただ「審査に落ちました。」だけだど、腹立たしいですよね。
まずは、審査に落ちた理由を冷静に考えてみましょう。
そして同じ失敗をしないでください。
同じ失敗をすることで、一生審査に受からなくなります。
携帯電話料金の未払いを発生させてしまった。
新しい携帯電話が出たから乗り換えちゃった!
こんな人はいませんか?
でもちょっと待ってください!
携帯電話の機種分割料金は残ってないですか?
機種分割代金は電話料金と一緒に引き落としされる料金です。
まだ分割代金が残っているのに、乗り換えてしまったら残りの代金は誰が払うんですか?
代金の払い忘れがある場合、はがきなどで通知がくれば良いですが、住所変更をしていたら通知すら来ません。
そのまま、数日経てばローン遅延となって信用情報に登録されてしまいます。
それが、故意のよるものでも、ただ忘れていただけでも、ローンの遅延になります。
いくら説明したところで、信用情報に登録されたデータは変わらないのです。
こうなれば、もう審査には通りません。
料金の滞納が2ヶ月以内なら、問題ないみたいですが、滞納して良いことは1つもないので、しっかり機種代金を払ってから乗り換えましょう。
一度に何件も審査を申し込んでいた
一度に何件も審査を申し込むと、審査に落ちることがあります。
短期間に多数の審査を申し込むと、カード会社に警戒されてしまうからです。
クレジットカードだけでなく、消費者金融や銀行カードローンの審査の申し込みも対象になっています。
短期間に何件申し込むと審査に落ちるかは明確になっていませんが、一般的に1ヶ月に4件以上の申し込みをすると、審査に落ちると言われています。
料金を滞納すると、どのクレジットカードも作れない!?
クレジットカードの審査に落ちたけど、違う会社ならいけるかも!
こう思っている人はいませんか?
これは大間違いです。
クレジットカード会社、消費者金融、銀行、保証会社などは、同じ信用情報機関に登録しています。
ということは、あなたが1回料金の滞納をすることで、どの企業にもその情報は筒抜けになるのです。
なので、1つ審査に落ちたけど、違うカード会社の審査は合格したなんてことはありえません。
ということは、ETCカードも作れないということになります。
信用情報機関の登録情報は一生残るの?
もう、一生クレジットカードを作ることが出来ないのかしら?
それだったら、ETCカードも持てないことになるわね。
いえいえ。そんなことはありません。
ちゃんと、元通りにする方法はあります。
まずは、滞納していた料金や遅延しているローンを完済してください。
5年待てば、信用情報登録機関に登録された記録は消えてしまいます。
ということは、クレジットカード会社の審査にも通るということです。
ここで注意が必要なのは、クレジットカードが作れたからと言って、バンバン買い物をしてしまい、ローン地獄に陥らないことです。
カードは上限までならいくらでも使える魔法のカードです。
いくらローンで払えば問題ないと思っていても、後々支払えなくなってしまいます。
そうなってくると、カードが使えなくなるのは時間の問題です。
そして、またカードの審査に通らなくなるという悪循環になります。
カードが作れたからと言って油断しないように気を付けましょう。
クレジットカードの審査をしなくても作れるETCカードはある
ETCカードを作るのは諦めようかな
そう思っているあなた!
ちょっと待ってください。
審査をしなくても作れるETCカードはあるんですよ!
なぜ作れるかって?
それはクレジットカード会社のETCカードじゃないからです。
クレジットカード会社じゃなければ、審査の必要もありませんよね。
審査なしで発行できる「ETCパーソナルカード」
「ETCパーソナルカード」はETCパーソナルカード事務局から発行されているカードです。
これはクレジットカードではないので、カード発行を申し込んでも審査などは行われません。
もちろんその機能は、クレジットカード会社のETCカードと同じです。
車載機にセットするだけで料金所をETCレーンを使って通過できますし、各種割引の適用対象にもなります。
また、マイレージサービスに加入すれば、ちゃんとポイントを貯めることもできます。
申し込み方法
申し込みはインターネットか郵送手続きの方法があります。
郵送の場合は、高速道路のサービスエリアに置いてある案内をもらってくるか、ETCパーソナル事務局に電話して郵送してもらってください。
申し込みが終わると、デポジットの振込依頼が届きます。
デポジットとは、保証金のことです。
デポジットは最低でも2万円ですが、月額利用額に応じて更なる入金が必要になることがあります。
振込は、郵便局の取り扱い窓口やコンビニエンスストアから振り込むことができます。
振込が終わると、あとはETCカードが届くのを待つだけです。
申し込みをして、ETCカードが届くまでに3週間ほど掛かります。
「ETCパーソナルカード」は年会費が1,257円(税込)かかる
ETCパーソナルカードは年会費に1,257円かかります。
解約すれば、保証金のデポジットは返金されますが、年会費は返金されないので注意してください。
まとめ
・審査に落ちても5年経過すれば審査に合格できる。 ・一度にクレジットカードを申し込むと審査に落ちる。 ・審査に落ちてもETCカードは作れる。 ・ETCパーソナルカードはデポジットと年会費を払わなければならない。 |
クレジットカード会社を利用しなくてもETCカードは作ることができます。
しかし、ETCパーソナルカードだと、維持費が掛かることを忘れないでください。
クレジットカードは魔法のようなカードですが、使いすぎると取り返しがつかない状態になります。
自分の収入に見合った金額を使うようにしましょう。
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