ギャンブルと借金の依存性!脱ギャンブルと借金返済までの道のり

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皆さんは借金と聞くとこんなイメージを持っていないだろうか?

・返済が遅れた場合怖い顔でスーツを着ている人が家に来たり、その人が会社に迷惑をかける等

・会社、友人、家族にバレて怒られたり、蔑まれたりする

 

今の現代では違います。

 

ですが、上記のことは一昔前まであったことなのです。

こんなことされたら怖いわ

実際は私の体験談を元に語ります。

借金癖は心の病?!依存症に陥ってしまう前に引き返す勇気が必要!

借金の始まり

まず私は昔ギャンブルにハマっており、仕事前、仕事後にパチスロ漬けでした。

 

「ギャンブル依存症」といっても過言ではありません。

最初は勝っており黒字でしたが、後々大負けしては、少し勝っての繰り返し。

 

そしてついに財布の金がなくなりました。

 

それでも、頭の中では次は勝てると根拠のない自信だけがありました。

 

・でもお金がない。

・お金さえ有れば勝てる。

・次の給料まで待てない。

 

そして考えたのが、消費者金融でお金を借りるということでした。

 

初期投資を借りて、その日の内にまとめて返すという方法を思いつきました。

 

当初私の考えは「車のローンあるけど、勝てば返せる」という馬鹿げた思い込みがありました。

 

借金をしていることを家族や友人にバレるのが怖い。

 

このような思いはあっても、自分の中の誘惑に負けたうえに、私の家の近くにその消費者金融の無人受付の所があり、足はそちらに向いていました。

 

これが負の連鎖になる事とは知らずに…。

 

仮審査からカード発行までの流れ

仮審査からカード発行まで、とてもスムーズでした。

 

最初は、ネットで仮審査を通し、通ったら無人受付の所へ行きました。

 

すると、受付に張り紙で「電話で手続きします」と書いてあり、壁に子機がぽつんと立て掛けてあります。

 

勝手な想像で「怖そうな声のおじさんが出てくるのかな」と思っておりビクビクしながら電話の通話のボタンを押すと電話に出たのは、普通の女性の声で驚きました。

 

当初、私の年収は200万円ぐらい。

 

今回が、人生初のクレジットカードましては消費者金融でした。

ご利用ありがとうございます。〇〇会社です。

本審査をお願いしたいのですが・・・

承知いたしました。

では、本審査の間にもろもろの手続きを致します。

私も内心「所詮仮審査が通っただけ」と思いダメ元で本審査の手続きをしていました。

 

ですが、消費者金融の審査は思ってた以上に簡単で、受付から10分程度で通りました。

では、本審査が通りましたので目の前の用紙に残りを記入してください。

 

 

具体的には用紙に、次のような事が書かれていました。

・生年月日

・収入

・会社の事(会社の名前、電話番号、住所など)

・免許証のコピー

・金利等の説明

・質問を何件か

用紙に書かなくてはいけない必要事項を記入し、必要書類を提出するとATM等で使えるカードが発行され、そのまま借りれができます。

 

家族や友人にばれるのが嫌で、不安しかなかった私は質問があるかと言われた時に、

家族や知り合いにバレない方法はありますか?

ご希望でしたら有りますのでご案内します。

その手続きでお願いします。

通知はすべてメール、郵便物は不要、口座引き落としを選択したので全く友人はおろか家族にすらバレル心配は有りませんのでご安心ください

と言われたので、安心しそれでお願いしました。

 

ギャンブルによる借金地獄の始まり

ここからが私の借金地獄の始まりでした。

当時借りれる金額は、上限190万円位でした。

 

最初は10万円借りて、パチスロに行き、15万ほど勝ってその日の内に全額返すことができました。

 

それが変な自信となり、余計にパチスロに時間を費やすようになってしまい、今までは休みの時はだらだらとYouTube等でパチスロの動画を見ているだけだったのが、休みの日には1日中パチ屋に行き打つようになっていました。

 

次の日、また予備で10万円を借り、パチスロに行くと勝ちました。

 

勝つことが続いたので、自信がつき、次の日も借りてから行ったのですが15万円負けてしまい、その日は返せませんでした。

まぁ、明日朝イチで行って勝てるかもしれないからその時に返せばいいや!

と安易に思っていました。

 

また、借りたものは返済期日までに返さなくてはいけないという義務があります。

 

借りるだけ借りてから、うっかり口座にお金を入れ忘れてたことがありました。

 

すると、仕事場や家族にも知られないように、自分の携帯へ突然電話がかかってきて催促を受けます。

〇〇様でお間違いないでしょうか?

はい、そうです。

私〇〇会社の者です。

◯◯日に支払い予定が遅れておりますので、◯◯日までに〇〇円お支払ください。

と丁寧に言われただけでした。

 

借金をしている事に関して、家や職場に知られることがなかったです。

 

借金の絶望

その後も私は、金銭感覚が完全に麻痺し、消費者金融をお財布変わりに考えており、借りては少し返しの繰り返しをしてました。

 

そして、上限額が近づいた頃私は改めてパチスロの収支と借金の量に唖然として、尋常じゃないほど落ち込みました。

こんなに借金がある!そうしよう。

それはパチスロ収支がマイナス=借金190万になっていたのです。

 

考えた末の決断

何故そこまで負け続けたのか、何故借金をしてまでギャンブルに行くのか、一週間ほど自問自答を繰り返していました。

 

結果は、とてもシンプルな事です。

 

・パチスロをしているから借金が増える

・借金が増えると払えなくなる

・払えなくなると債務整理(※1)しなければならない

・債務整理でこの先家やローンも出来ない

※1債務整理とは簡単にいうと借金を無くす変わりに債務整理が終わったあと5年から7年ほどショッピングローンはおろか車や家のローンも組めなくなること。

 

借金を続けては災厄な道に行く事だけは避けたい。

 

その前に私は将来の事も考えて、

パチスロを辞めて返さないと。

と決断をしました。

 

脱ギャンブル、借金返済への道のり

借金返済のために、まず私はパチスロを辞めようと思いました。

 

ですが、そう簡単には辞められませんでした。

 

暇さえあれば、パチスロに行きたいという感情が沸いてきて行ってしまうのです。

暇な時間を作らないようにしよう!

そこで、副業として本業の休みの間や仕事終わりなどにアルバイトを始めて、暇な時間を埋めるようにしました。

 

もちろん、そのアルバイトの稼ぎは、すべて借金の返済にあてました。

 

そして、生活費の見直しもして、余分に返せるなら返そうと思いました。

 

すると、生活費の中で、今まで借金に払っていたのが約3万円、その中で見直しをしてギリギリまで積めていくと、4万円ほど払えることが分かりました。

 

アルバイトでは6万円ほど収入があったので、本業の給料で払っていた4万円と合わせて10万円ほど払っていきました。

 

この生活に、自分の物を何か買うという余裕はありませんでした。

 

自分の休む時間も少なく、友人に誘われた旅行などにも行く余裕もなく、ただひたすら働いていました。

 

するとなんと、わずか1年と8ヶ月で完済しました。

 

ギャンブル依存症への対抗策

完済した後、パチ屋の前を通るだけで「行きたい」と思いましたが必死に堪えました。

 

それでも暇があればパチスロの考えるようになったので、それ以外で何かしらの予定を作るようにしました。

何か予定はないかな。

例えば、洗車や家の掃除などとにかくお金をかけない予定を徹底的に作りました。

 

何年もパチスロなどに行かなくなると、「データを見てない」「データを見てないから勝つための判断材料がない」「勝つ自信がなくなる」等から次第に行きたいという衝動も自然となくなったのです。

 

完済後には、今流行りのDIYなどの別の趣味を見つけ、ギャンブルには全く行かなくなりました。

 

ただ、今は言っていないからもう行かないだろうという事はありません。

 

それは、今まで苦労して、自分の性格を知っているからこそ言えます。

 

恐らく私は、今でもパチスロやパチンコなどの店舗にトイレを借りに入った際、データ等を見始めてやると思うので絶対に入らないようにしています。

 

また、ローンを組まなくてはいけない時も最低限で、なおかつ自分で余裕で返せる範囲で借りるようになりました。

 

まとめ

  • ギャンブルは一度勝ったからといってのハマらないようにする。
  • 消費者金融は知人、家族には絶対にバレない。
  • ギャンブルで借りたお金は無駄遣いと同じ。
  • 借りるとしたら最低限にする。
  • 借りる前に自分の生活を見直す。

 

よくCMなどで「ご利用は計画的に」というキャッチフレーズがありますよね。

 

借金地獄を経験した私だからこそ言えるのは、本当に計画しないと自分の生活や人生が大変な事になるという事です。

 

借金をしたいという人はいないでしょうし、不自由な生活をしたいと思う人はいないでしょう。

 

支払いが出来なければ、金融業者のブラックリストに入ります。

 

すると、他の消費者金融からも借り入れが出来なかったり、将来もしもローンが組みたいと思った時に組めなかったりと人生が大きく狂う事があります。

 

できれば、自分の生活費の中で削れるところがないかよく考えて計算し、借金をしない方がいいのですが、どうしても借金をしなくてはいけない時には、よく考えましょう。

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